知らないと損! 経済ニュースがわかる本 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 28
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756912404

作品紹介・あらすじ

金利が上がるとどうなるの?円高が進むと?新興国が栄えると?国内ミクロから海外マクロまで、これだけは欠かせないという世界の経済ニュースを基礎から連想を働かせる応用知識まで、丁寧に解説。

感想・レビュー・書評

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  • 2009年当時の経済ニュースを教える本。とにかく情報が古いが、リーマンショック、世界金融危機、世界同時株安、日本の消えた年金問題、日本の年金改竄問題もある。が、民主党政権時になる本なので今の経済ニュースには役に立たない。

  • とくに知らないと損とはおもいませんでした。私はあまりに経済のことを知らなさ過ぎると思い読んでみました。 グレーゾーン金利(利息制限法と出資法の間;以前は14.7%~29.2%、改定後は10%から20%)とケロシン価格とサーチャージの関係、composit index(CI)とdiffusion index(DI)くらいでした。ちょっと残念

  • 経済を知る上で必要不可欠な知識を、丁寧な説明をつけて、解説している本書。ほとんどの内容は把握できているが、ディテールをしっかり押さえ切れてない方にもお勧め。

  • ふー,答を見ても納得できないのは問題の所為:急いで書いて校正が不十分・・・本の構成も良くない〜Qアメリカの株価下落が日本経済に影響をもたらすもので間違っているのはどれかA比較で日本の株価が高くなる。Qアメリカの公的資金の投入についての記述で正しいのはどれかA公的な住宅金融機関にも投入された。Q通貨スワップは足りない資金を融通するものだが,それにかかわる機関はどこかA日本銀行。QCDSに関する説明で間違っているものはどれかAサブプライムローンの金利である(正解はAIGが売り出した保険商品の一つで一種の連帯保証)。Q景気動向を示すCRB指数の説明で間違いはどれかA新規求人数(入るのは鉱工業生産財出荷指数と有効求人倍率)。Qサーキットブレーカー発動で15分取引停止の東京市場A株や国債先物。Q事故米の食用への転用が問題となったが,そもそも事故米とは何かA輸入米で基準値以上の農薬が検出された。Q貸出金利のグレーゾーンが問題になったがその説明で正しいものはどれかA出資法で定められている上限金利29.2%をわずかに下回るもの。Q時価会計の見直しの動きがあるが,そのきっかけで間違っているのはどれかA景気対策(正しいのは株価の下落・景気対策)。Q年金改ざんはなぜ行われたのか。その背景について間違っているのはどれかA年金が高すぎた(正しいのは,滞納する事業者,一個人が増えた・未納の見せかけを減らした)。Q「協会けんぽ」は政府管掌健保が民営化されたものだが,運営の規模はどうなっているかA都道府県。Q介護関連事業の人材需要の要因は次のうちどれかA高齢者の急増(介護業者の増加は×)。QDIとはA大企業・製造業の業況判断指数(5年ぶりにマイナス)。Q日本企業の海外M&Aが増えているが,それに関する説明で間違っているものものはどれかA欧米にはM&Aを行う体力がなくなっている。Q違法派遣が問題になっているが,次のうち違法でないものはどれかAグループ内派遣(20日以内の日雇い派遣と港湾労働への派遣は違法)。Qバルチック海運指数は世界の景気と連動するが,その説明で間違っているのはどれかA定期船の運賃のことである(正しくは,イギリスの海運取引所で発表され,船会社の業績に大きな影響のある,外航不定期船の指標)。Qウォン暴落の原因で間違っているものはどれかA金利高(正しいのは貿易赤字と政情不安)。〜為にはなるのだけど,これが正解!と書いてある場所が最初には掴めず,答を見て?で問題を再度読み直すという作りになっている。しかも,原油先物価格1バレル147円(ドルの間違い)と書いてある場所が二カ所も出てきたら,本自体が信用ならなくなるというモノです。「協会けんぽ」ねえ。介護関連事業の人材需要の要因として介護業者の増加は間違いだと書いているが,NPOとして立ち上がっているのはたくさんあると思いますよ。年金改ざんがなされた要因としては,年金の事業者負担が大きかったということもあると思うけどね。まあ,数字を示すために元々の計算方法を変えるというのは如何なものか,まあ騙されてやるのも一つの手のような気がする

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著者プロフィール

石井経済研究所代表。バブル時代から資産運用の現場で活躍し、不動産ではオピニオンリーダーとして、テレビ、ラジオ、雑誌などマスコミで大活躍。分野は不動産、金融、株式、ビジネス、自己啓発と極めて広い。著作は300冊を超えているが、すべて自己の体験や実践をもとに表現している「実践派」。地に着いたノウハウをもとに評論や講演、相談業務を行いファンも幅広い。1939年、栃木県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。文化放送を皮切りに新聞記者に転身。48歳で評論家活動に入る。
おもな著作は『デイトレ必勝 板情報・チャート・移動平均線の読み方』『短時間で裏読みまで日経新聞の読み方』『知らないと損!経済ニュースが分かる本』(明日香出版社)『お金力がつく本』(ビジネス教育出版社)など多数。現在、毎日新聞で「住宅ローンのアドバイス」の連載を長期に行っている。

「2009年 『世界一やさし~い 経済のイロハがわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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