戦国の姫<江>のことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2010年10月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756914125
感想・レビュー・書評
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本屋のお江コーナーで立ち読み。
う〜ん、まとめ方がよくなかったのかなぁ。
読みにくかった。。。
あんまりマンガもないし。
ひとまず、お江が3回結婚して、5人の子どもを産んだこと。徳川3代目将軍の徳川家光の母であることはわかった。
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タイトルのごとくわかりやすかったけれど、小説『江』を読んでいたので、3時間もかからず読み通せました。
お江をマリア・テレジアと一緒とする意見は、(なるほど)と面白く思いました。
3姉妹とはいっても、兄と弟がいたのですね。
ただ、兄、万福丸は、浅井家の跡継ぎだったため、伯父の信長に殺され、弟万菊丸は、出家させられたという悲しい一生を送ります。
3姉妹は、女性に生まれたからこそ、生き延びることを許されたわけですね。
お市の方は美人だけれど非常に気が強く、茶々とお江も母親に似て気が強い女性だったとのこと。
お初だけが、長政の性格を継いで、おっとりしていたそうです。
お江の本名は達子というそうです。
秀吉が江戸に与えたという意味で、「お江与」、お江と呼ばれるため、大河で信長が、少女時代の彼女を「お江」と呼ぶのは、ハッキリとした間違いです。
お福(春日局)との因縁は、血筋から続いていたということを知りました。
お福の父、斉藤利三は、明智光秀の重臣だったとのこと。
秀忠と夫婦仲が良かったとされますが、彼女の死を聞いても秀忠は動揺せず、葬儀にも参列しなかったとのこと。
なぜなのか、通説や仮定さえも本の中で紹介されていないため、わからないままです。
また、お江だけ、遺体を焼却されたとのこと。なぜ?
この辺を、仮説なりとも書いておいてほしかったです。
あと、あまりにも小説『江』を意識過ぎていて、「小説『江』では~のように書かれている」のような表現が随所で見られるのが、気になりました。
小説はあくまで著者の形作る世界。
それに偏り、頼り過ぎるのは危険ではないでしょうか。
でないと、”あやかり本”で終わってしまうように思うのですが・・・。 -
内容はおもしろいのだろうけど、読みにくい。
書き方の問題なんだと思う。
内容がおもしろそうなのに残念。