- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756915504
感想・レビュー・書評
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専業主婦をされていた女性が32才の時に一念発起して英語の勉強を始めて、ボランティア通訳をしなががら、ついには英会話教室を立ち上げた女性起業家の書かれた本です。
本の中に50代になったと書かれていましたから、私より数年先輩のようです、私が大学を卒業した頃は「女性は短大に行かないと良い会社に行けない?」という今では信じられないような神話があった時代です。
やりたいことを子育てに目途をつけられてから、それまでの安定的な生活を捨ててまで貫き通した力は素晴らしいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・世の中で成功している人は、自分とよく語り、自分を知り「自分は本当は何をしたいのか」「どんな自分になりたいのか」を見極めたうえで、人を尊重し、敵と思える人をも自分の味方につけていく人(p3)
・思いっきり泣ける映画を見ることも、ストレスを乗り切る一つの方法、悲しい時ほど人にやさしくすると、不思議なことにそれが自分に返ってくる(p43)
・人に、他の人の良い部分を伝える、これは意外に効果があり、やがてはビジネスの成功へつながるパワーがある(p52)
・自分と違った考えを持ている人を面白がる、自分にできないことをできる人を尊敬する、この2点を心掛けるだけで世の中の見方が変わってくる(p58)
・マイナスの部分をプラスに変えることができたら、世の中も自分も変わる、責めることにエネルギーを使うよりも、そこからどうやって事態を好転させるかに集中すべき(p65)
・人から相談を受けたら同調を繰り返すのが基本、自分の意見は述べずに、「それでどうしたいのか」「どうしたら解決するのか」と話を振って相手に自ら答えを出させる(p66)
・自分と合わないところは見ない、決して相手の悪口を言わないということは、今後生きていくうえで大事なこと(p68)
・人生を変えることで大事なことのひとつに「自分のことを好きになる」がある(p92)
・他人と自分を比べるのではなく、過去の自分を比べる人は上達する(p94)
・現在に満足している人は、「過去の栄光」を人に話さない(p106)
・プロスポーツの試合(準決勝以上)を見ているとプロの磨き抜かれたテクニックを見ることができる、そこに至るまでの苦労を試合を通して感動すると、自分の中にある何かが湧き上がってくるのを感じられる(p111)
・同じ練習を重ねて、もうイヤだ、というところを越えると、突然、身体が勝手に動き出す瞬間がある、プロはそうして一流になっていく(p134)
・英会話スクールでの1時間よりも、そこに行くまでの1週間のほうが大切ということを学んだ(p136)
・自分の気持ちを伝えるときには伝え方に注意する、冷静に自分の意見を分析し、どの部分を伝えたいのかはっきりさせ、私はこう思うと自分の意見を持つことは大事(p141)
・何かを変えたいと思ったら、朝早起きをする、朝2時間で勝負ができる時刻に起きる(p154)
・30代は自分の人生に軌道修正をかける時期である(p197)
2012年7月22日作成詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【あらすじ】
32才から英語を始めて、英会話スクールを経営するまでになった著者が、30代から、新しいことを始めるまでの経験と、その心構えを簡単なルールにまとめました。「何か始めたいけど、どうしたらいいかわからない…」そんな30代女子が今日から取り入れられるルールが盛りだくさん! -
何か新しい道もあるかなーと思って読んでみた。
新しい道を歩くことにはならなかったけれど、前向きな姿勢には感心して私も頑張ろうって姿勢を改めました。 -
図書館。
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ちゃちゃっと読んだ。三十代から、二十年後にむけた目標をもつのはいいかもねー。女性向けの内容。