うんざりな人間関係がいとも簡単によくなる本 (Asuka business & language books)

著者 : 新田祥子

• 明日香出版社 (2014年10月24日発売)

作品紹介・あらすじ

人間関係が苦手な人には子どものころからの記憶や成長期でのトラウマなど様々な理由がある。一番大きいのは自分自身。人間関係を良くしていく方法を具体的に解説！

感想・レビュー・書評

[ショウタンさんの感想 · 2024年4月22日]

・人に共通する３つの自尊心
１．理解されたい、好かれたいと思う（自己好感）
２．特別な存在でありたい大切にされたいと思う（自己重要感）
３．有能であると思われたい、優秀であると思われたい（自己有能感）
・不愉快な人の存在で悩む前にあなたにとって、良い人と嫌いな人の違いは自分の中にある、期待感や自尊心に決定つけられている事を理解する。
・世の中に幸福も不幸もない、ただ考え方でどうにでもなる
・自分の嫌いな所を挙げて「でも、しかし」で打ち消す
・反省して自分を責めるのではなく、良かった所に注目する習慣を作る
自分の良い所を５０個書き出して毎日声に出して読み上げる。
他人と過去は変えられない、未来と自分は変えられる
・もし、◯◯さんだったらどうするだろうかと暗示的に考える事で、叱られていた事ばかりに向いていた意識が切り替わり、少しずつ未来に目を向ける事が出来たり、問題解決に向けた考え方が出来るようになる
・いい人間関係を築く為に、笑顔を3秒キープ出来る人になる
・はしにたてかけせつ衣食住
は→恥ずかしい話
し→失敗した話
に→ニュース
た→旅
て→天気
か→賭け事
け→健康
せ→セックスや恋愛
し→趣味
衣→洋服やファッション
食→食べ物
住→住まい
・会話は質問から、自分の話は3分の１で良い
反対意見を言う時は
1️⃣早口にならない
2️⃣何を言いたいのか、なぜ言いたいのかをしっかり押さえる
なりたい自分を文字にして視覚化する。
できれば、すぐに実現出来そうな事を優先させる
・ネガティブな言葉が出た時は必ず打ち消して、ポジティブな表現に変えれば、人生は必ず好転する。

著者プロフィール

1950年生まれ。大学卒業後、編集者兼フリーランスライターとしてリクルート社で活躍。2004年に「あがり症の克服」と「論理的な話し方」に特化した、日本で初めての話し方教室「セルフコンフィデンス」を開設。一般社団法人ＳＡＤ社交不安障害対策協会理事長。「人と脳」を切り口に、あがり症や会話法の問題を解決に導くオーソリティ。人間科学と認知行動療法、脳科学に基づく体系化された理論と、商標登録された独自の指導法をもつ。著書に『練習15分論理力トレーニング教室』(日本能率)、『もうだいじょうぶ! 心臓がドキドキせず あがらずに話せるようになる本』（明日香）など。

「2021年 『言いたいことは1分にまとめなさい』 で使われていた紹介文から引用しています。」