傷つかない方法 (Asuka business & language book)
- 明日香出版社 (2018年5月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756919694
作品紹介・あらすじ
思い通りにならないことで自責の念を持つと、心の傷がますます広がっていってしまいます。
時々落ち込みつつも、強くなりたい。セルフコントロールができるようになりたい、という人に心理的防衛の方法や打たれ強くなる方法などを伝授します。
感想・レビュー・書評
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自分に実践できる余裕があるかはわからないが、試してみたいと思った。以下内容まとめ。
完璧主義、凝り性の人は執着性が高く傷つきやすい。
傷つくようなことはしない。(行かない、会わない)完璧主義の思考を手放す。
何か1つでいいから自分を肯定できるものを探す。
傷つきは時間が経つと半減する。
自分が傷つく対象がはっきりわかっている場合は「近づかない」、「情報を遮断」してバリアを貼る。
傷ついてしまったら、その場の自分の気持ちや感情を書き出す。
見方は「変える」よりも「広げる」
傷つけてくる相手や他人を変えようとせず、自分の受け止め方を変える。
傷つかないためにさまざまな視野を持つ。事実と価値感を分ける。
相手の感情的な言葉をオフ(耳半分)にして、仕事などの内容にフォーカスし、事務的に聞く。
目を閉じながら、メモをとりながら、5W1Hをさがしながら。
傷つてくる人は「1回死んでもらう」(この人は今日が最後、嫌われる手本をなんだ、などと妄想する。)
傷つけてくる相手になりきって言い分をじっくり聞き、気持ちや感情を理解する。
傷ついた自分に寛容になる。ビクビクした自分を許し、しょうがないなと思う。
情緒を安定させるにはマインドフル呼吸法が有効。
落ち着ける場所に行き、目を閉じてリラックス、ゆっくり深く呼吸する。
1回4〜5分1日3回
傷つけてくる相手に立ち向かわずに方向転換させたり、一時停止させる。
オウム返しのように言われた言葉を伝え返す。
相手の服装や髪型、日常など連想し、別のことを考えながら聞く。
話し方のくせを数える。
話の腰を折る。
あえて感情的に聞く。
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カウンセラーである著者が日常生活にある些細ややり取りから自分の心を守る方法を自身の知見や経験から書いた一冊。
バリアを貼ることや受け流すことによって自分を守る方法をモデルケースとともに本書によって知ることができました。
また脳や心理学の観点からどういう状態であるかも知ることができ勉強になりました。
またマインドフル呼吸法や眼球運動など実践的な方法も学ぶことができました。
自分を認めることや受け止め方を変えることなど様々なアプローチで人生をうまくやっていく交わし方を本書で学ぶことができました。