株価チャートの鬼100則 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 186
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756920669

作品紹介・あらすじ

好評いただいている「株の鬼100則」の続編です。
チャートはローソク足だけでいい。
シンプルながら、その先にあるストーリーを読み解く技を磨き「ダマシ」や「見せ玉」に惑わされず儲けをあげるよう導きます。

感想・レビュー・書評

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  • 著者が経験的に学んだことを伝えているのだと思う。
    感覚的な人と言う印象を受けた。
    なぜこのチャートの形は上昇(下落)が予想されるか、論理的な説明が欲しかった。
    その点、戸松氏の書籍は良い。

    また、文章が口語的というのが自分には苦手だった。
    普段からセミナーなどで話す感覚のまま文章にした感じだ。

    明らかな天井や底は、どの本を読んでも書いてあることは同じ。
    おそらくそれが真理なのであろう。

  • 割と良かった

  • わかりやすかった

  • チャート本としては中の中だと思う。

    シンプルに基礎を学びたい人向け。

    これだけですべてカバーしてるとは絶対に思わないほうが良い。

  • ローソク足あるある。
    出来高が全てなので、書いていることは至って普通。

  • 序章 チャートに騙されるべからず
    ・チャートは都合良く使われていることがある
    →勝つには他人を出し抜かなければならない。
    ・上がると見せかけて下げさせる本当の理由は
    ・好材料が当面の高値の理由は何なのか
    ・チャートは「海図」。しかし、正しい海図とは限らない
    ・「ダマし」に堪える株式投資の生き残りのローソク足の活用

    第1章 チャート以前の株で勝つ鉄則
    ・熟知する得意銘柄のチャートで勝負する
    ・銘柄の癖をつかんでおけば、慌てず勝てる
    ・自身の目で銘柄を選び、自身の手で儲けをつかむ
    ・政治経済の動きで注目の銘柄を類推する
    ・日常の風景の中から当たり銘柄を感じる

    第2章 たった1本のローソク足から相場が見える
    ・陰陽の大きな足は上下の強さの表現だ

    ・上ヒゲは売りの圧迫の強さを示す

    ・下ヒゲは買いの強さ、下値限界のシグナルになる

    ・寄引同時線は売買の綱引きで出る

    ・小さな陰陽線は取引閑散、小動きを表す
    →小動きが続き時はエネルギーがたまり、やがて爆発することがある。チャンスを待つ

    ・コマに込められたメッセージを読む
    →まもなくトレンド転換

    ・1本の横線は、ストップ高がほとんどだ

    第3章 足の組み合わせでその先が見える
    ・かぶせ線は位置が問題

    ・連続線と不連続線
    →不連続線が出たらチャンス到来。上に飛んだら強さのシグナル。翌朝成行買い?

    ・上放れ、下放れの意味

    ・上放れの「たすき線」
    →上放れのたすき線は株価に勢いをつける
    →買われっぱなしでは売り待ちの人が多くなり、株価の上げを重くする。だから上がったときに下がるのはよい。下がったらまた新たに買いが入る。この循環が株価を上げる。おしめのポイントとなる。

    ・下放れの「たすき線」
    →下げ途中の反発陽線は株価の支えや反転上昇にはならない。下放れの「たすき線」は下げ止まってくれない。(下手な買いは投げの材料が増えることになり下落を加速させる)
    下げ止まりのシグナルが出るまでは手出し禁止

    ・寄り切り線(陰線を覆す陽線または下ひげのある強い陽線)は強さを示す

    ・「たぐり線(下ひげ陰線、下ひげ陽線)」が下値に出れば反発の印

    ・「放れ三手(3本の陽線)」は方向転換

    ・「抱き線(前日のローソクをすっぽり覆う形)」は天井、底値の兆し

    ・「陽のはらみ線」は上げポイント

    ・「空(くう)」の読み方

    ・長い相場の「三羽ガラス(陰線3本)」
    →下げ始め、手じまいのシグナル

    ・戻り売りの「三手打ち」

    第4章 最高の買い時はここに注目
    ・「急落後の二つの下ヒゲ」はチャンス
    →仕込み時

    ・底値近辺での明けの明星、類似線は買い

    ・「持ち合いの動き」からの上放れ
    →上昇の可能性。安易に利益確定しないで大天井までもっていく

    ・鍋底の動きからの上げは買い
    ・抱き線が出た後の上放れは買い
    ・上げの「二つ星」「三ツ星」を確認せよ

    ・ダブル底・二点底は確率の高い底値
    →2回目のダメ押しが入れば売りは大概途絶える

    ・トリプル底からの上げ
    ・「移動平均線の上の持ち合い放れ」につく
    ・「長期の下値持ち合い」からの棒上げにつく
    ・「三手大黒線」の底値
    ・「下値持ち合い」からの急騰
    ・「三空」は集団での動きでも買いになる
    ・陰線続きの後の陽線で売りの終わり
    ・「ペナント」からの放れはチャンス
    ・「フラッグ型」からの上げに注目

    第5章 利益確定で逃げる売り時
    ・「放れ大陰線」が出れば限界
    →逃げる!

    ・「坊主頭型」の なだらかな天井を見極める
    ・上げの後の長い「上ヒゲ陰線」は限界だ
    ・「窓開けの陰線」続きの下落は逃げろ
    ・「宵の明星」で上値限界が鮮明になる
    ・「ダブル天井」後の下げには注意
    ・大陽線の後の「連続陰線」は上値限界
    ・「首つり線」の大天井に注意
    →極めて明確な株価天井のシグナル

    ・上放れ上ヒゲ陽線の後に「陰のはらみ線」
    ・「持ち合い抜けからの下落」は即売りだ
    ・「ペナント型」の上値持ち合い抜けの下落
    ・上放れの後の「窓開け陰線」は売り
    ・移動平均線との「デッドクロス」が出たら逃げる
    ・上げの後の「陽のはらみ線」は限界になる
    ・急な陽線連続は 陰線連続につながる
    ・「長―い上ヒゲ」は株価の限界
    ・陰線と首つり線のダブルで天井付ける

    第6章 手出し無用の扱えないローソク足
    ・落ちる途中での「値ぼれ買い」は厳禁

    ・上に飛んだ株価も「陽線と陰線のはらみ」で限界に
    →はらみ線で上値限界。手出ししない。

    ・「だらだらの下げ」は間違っても拾うな
    ・急騰の後には必ず「利益確定」があるので用心だ

    ・「ストップ高」はどれだけメリットがあるのか
    →ストップ高で手を出さない。

    ・「材料先食い」の株価の押し目は
    →期待で上げて、現実で下げる

    ・「ストップ安銘柄」は追跡が賢明だ

    第7章 底値を探る技術
    ・「リターンリバーサル」の原理を知ろう
    ・「急落」は下値確認のチャンス
    ・「地道な追跡」が儲けの宝庫になる
    ・「損切り」しても追いかけてものにする
    ・「上げ下げ」のサイクルからチャンスをつかむ
    ・わかりやすい「ジグザク持ち合い」で稼ぐ
    ・上げトレンド、移動平均線とのつながりを活用
    ・テーマをにらみ「上げの初動」に即座に乗る

    第8章 天井まで株価と付き合う術
    ・上げに乗ったら「最後まで」
    ・「持ち合いで逃げる」と利益を逃す
    ・上げの「途中で」乗っても良い動き/悪い動き
    ・上げ「途中の試練」に耐えられるか
    ・「出来高増加」の上げに乗る

    第9章 仕手株特有の癖を読む
    ・「ストップ高、ストップ安」の激しい動き
    ・「思惑で動く」仕手株の特徴
    ・「国策を背景」に思惑が動く
    ・「相場の流れ」を活用した仕掛け
    ・「企業の吸収」で人気化する動き
    ・「仕手の勢い」に買い向かう
    ・ゲーム株は「ダウンロードが命」
    ・「往年の仕手株」の下値を拾えるか
    ・「シリコンサイクル」にかける思惑
    ・「企業再生」に思惑が集まる
    ・「持ち合い抜け」から本領発揮の株価
    ・「空売りが入りやすい」ので株価が飛ぶ
    ・「急騰急落の波」に乗ろう

    第10章 ゲーム株に見るチャートの心理学
    ・「業界トップ」銘柄の戦い方
    ・長期では下げも「ここにきて反発」を狙う
    ・IPO関連の銘柄の戦い方
    ・「ストップ高銘柄」の関連株の戦い方

  • 覚えきれない笑笑
    株価のチャートの読み方。内容によっては矛盾しているものもあるが、むしろそれが株式相場というものなのだろうか。
    また読み返して覚えよう

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著者プロフィール

石井経済研究所代表。バブル時代から資産運用の現場で活躍し、不動産ではオピニオンリーダーとして、テレビ、ラジオ、雑誌などマスコミで大活躍。分野は不動産、金融、株式、ビジネス、自己啓発と極めて広い。著作は300冊を超えているが、すべて自己の体験や実践をもとに表現している「実践派」。地に着いたノウハウをもとに評論や講演、相談業務を行いファンも幅広い。1939年、栃木県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。文化放送を皮切りに新聞記者に転身。48歳で評論家活動に入る。
おもな著作は『デイトレ必勝 板情報・チャート・移動平均線の読み方』『短時間で裏読みまで日経新聞の読み方』『知らないと損!経済ニュースが分かる本』(明日香出版社)『お金力がつく本』(ビジネス教育出版社)など多数。現在、毎日新聞で「住宅ローンのアドバイス」の連載を長期に行っている。

「2009年 『世界一やさし~い 経済のイロハがわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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