株「デイトレ」の鬼100則 (アスカカルチャー)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 113
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756920959

作品紹介・あらすじ

東洋経済『会社四季報』をもとに儲かる株を見抜く方法、動兆を予測する方法などを100項で説く。
(紙の「四季報」メインで語り、ところどころで「四季報オンライン」や証券会社に提供している「四季報」の情報などについて言及)

感想・レビュー・書評

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  • 初心者向きで
    書いてることは当たり前のように感じた。
    ただその当たり前を徹底することが大事なのだと思った。

  • 自分の手法が自分の勝手な思惑やメンタルによってかき乱され、結果まで伴わなくなった(負の流れ)になった時に見返す本にすることにした。

    言っている内容は結構濃い。

    初心者よりもなかなか結果が出ない人にオススメ。

  • デイトレの100則が書かれています。
    気になった点をいくつかピックアップしました。
    ・板ではUNDERとOVERのバランスを見る
    ⇒UNDERが多いと言うことは、下値に指値の買いが入っている
    ・手がけるのは出来高急増銘柄
    ・上げ始めの上ヒゲは気にしない
    ⇒25日移動平均線を大きく乖離しての上ヒゲには気を付ける
    ・出来高急増の下げは手出し無用

    この手の本で、もっと実践的な内容のものが出版されないだろうか。

  • そんなに凄いことは書かれていない。
    なるほどなぁ〜となる程度で、過去に出た株の100則と大差ないです

  • タイトル通り100項目にまとめられていて読みやすかった。

  • 序章 修羅場で儲けるデイトレ
    感覚を研ぎ澄まし相場に向かう
    仕込みで負けないことが全て
    リスク回避のための「逆指値」は必須だ
    上値での利益確定も「指値」が賢明だ
    朝一の仕込みは、「有利な株価」に設定する
    上値追いの動きは「回転商い」で稼ぐ

    第一章 デイトレは瞬間の勝負だ
    固定観念を捨てろ
    現状から次の瞬間の予測を
    時間が許す限り挑戦する
    上げに飛び乗らず、押し目を活用せよ
    「含み益」を確実な利益に
    値幅よりも確率を重視せよ
    監視情報を一覧できる環境を整備せよ
    銘柄は複数の板情報で監視する

    第二章 流れを読み仕込みのチャンスを窺う
    戦時の戦い方を知る
    暴落は仕込みのチャンス
    NYが下げても、材料株には関係なし
    原油大暴落で浮かぶ企業あり
    日経下げても強い優良株は回復 さらに上がる
    大手はわざと落として拾う
    朝一の下落はチャンスが多い
    急な持ち合い下げには悪材料がひそむ
    急変相場では資金は分散し、ほどほどで臨む

    第三章 トレードの裏にひそむ仕手筋の思惑を見抜け
    合理的な相場形成はあり得ない
    上げる材料で下げる仕掛けを知る
    「材料頼みの上げ」は、うっかり乗せられるな
    決算マタギでやられるな
    好決算で売り建てる理由
    人より遅く仕掛けて早く逃げる
    物凄い材料が寄り天のなぜ
    知らない動きに旨味がある
    暴騰の次に下落あり

    第四章 儲かるテーマと銘柄をつかむ
    トレードに当たっては、大口の流れを把握せよ
    常に新しい材料が有利だ
    日々のニュースから流れを感じよ
    手垢の付いていない銘柄は大手の狙い
    テーマ株は何度も手掛けられやすい
    上げ下げの主導権は大口にあり
    リバウンドを過大評価するな
    ストップ高が翌日も美味しいとは限らない
    大きな流れには逆らえない
    日経の動きはほとんどの銘柄に影響する
    大手の動きや思考を読む
    ネットにこだわらず、街へ出よ

    第五章 いざ、勝負の朝
    まずは、寄り付き前の板で予測せよ
    板は、8時過ぎと9時前が肝心
    今日の値動きを板から予測する
    UNDERとOVERのバランスを見る→UNDERが多い
    昨日までの出来高と値動きを確認しておく
    出来高の増加と株価の勢いは比例する
    虎視眈々と押し目を狙え

    第六章 ローソク足の中に上げ下げの需給がある
    強いのは「陽の丸坊主」、次も期待
    「コマ」の次は、大きく動く
    上げ始めの上ヒゲは気にするな
    上下のヒゲを見ながら株価の方向を見透かす
    持ち合い放れの陽線は上昇気流
    勢い良く上げた後の上ヒゲは上値限界
    高値圏での大きな陰線は売り逃げ続出の動き
    十字線のせめぎ合いは何処に出たかを確認
    窓を開けた先には天井がある

    第七章 上げのテクニカル10の法則
    確率極めて高い下ヒゲの陽線
    持ち合い抜けからの陽線に乗る
    下げの終わりを狙いリバウンドで取れ
    レンジの上げ下げは仕込みを間違うな
    下値の包み線は買い有利
    じりじりの上げトレンドには乗っていく
    上げの初押しは買いで良い
    下げの限界を見切る複数のコマ
     →下値に出たコマは反転のシグナル
    ペナント上抜けを狙う
    逆落としの限界を仕込む

    第八章 下げのテクニカル9つの特徴
    上げの限界を見極める
    強気満載の時に出る上ヒゲが危ない
    出来高を伴う下げは逃げよ
    窓開けの後の上ヒゲ続きは逃げる
    出来高急増の下げは手出し無用
    大陽線を打ち消す陰線続きにチャンスなし
    高値持ち合い抜けの下げは下落明確
    上げを打ち消す「かぶせ線」は逃げるが賢明
    上げた後の「陰のはらみ」は上値限界

    第九章 板情報を見極める
    板の動きから、成約する注文の値を判断する
    「特別買い気配」には成り行きの買いを入れよ
    「見せ板」は、売り買い双方に出てくる
    執拗な見せ板は明らかな仕手操縦
    引け前に出来高を増し厚くなる板は情報漏れだ
    8時59分の板で判断せよ

    第十章 デイトレでも日足を読んでおく
    日足の癖をつかんで向かう
    右肩上がりは美味しい
    陽線が続く銘柄の癖を活用せよ
    陰陽の交互の足も活用する
    下降トレンドのチャンスは少ない
    持ち合い相場での上げを狙う
    株価低迷でのデイトレは勝率悪い
    10年チャートも読んでおく
    週足、月足でトレンドの癖を読む
    オーバーナイトも日足次第で

    終章 スイングも活用して値幅を取る
    スイングを成功させ、儲けを一桁増やす
    大底をつけた優良銘柄はスイングへ移行
    兼業投資家はスイング主体で
    世界的な上げ相場では持ち越して狙う
    上昇相場では「得意銘柄」に特化する
    週末のポジション調整で仕込む戦法も

  • https://www.silkroadin.com/2020/09/blog-post.html

    株式投資にはデイトレードと言う、超短期の投資スタイルがあります。

    1日の間で売り買いを行って利益を得るトレード法がデイトレです。



    本書ではデイトレの100則が紹介されています。

    チャートとロウソク足、板情報、出来高と材料や地合いなど、ーについての考え方を学ぶことが出来ます。



    本書で一貫して語られていることは、「押し目で買い、吹いたら売る」ということです。



    仕込みで負けないことが全て デイトレで勝ち切る第一の基本は「負けないこと」である。買うポイントを常に有利に置かなければならない。慌てて仕込めば、含み損の憂き目に遭い、損がどんどん膨らむ。(引用、株「デイトレ」の鬼100則/石井勝利/アスカ)



    この考え方は「いつ買って、いつ売るか」を判断するヒントとして、他の投資スタイルにも必要な考え方ではないでしょうか。



    「株は買うときに利益が出る」と言われています。



    5分足の相場に慣れ、デイトレードについて理解することは今まで以上に利益を大きくすることにも繋がります。





    何が起こるかわからないような不安定な市場では長期投資の難易度は上がります。



    世界が不安定な今、そしてこれからもデイトレやスイングを上手く切り替えて不安定な市場を攻略することがわたしたちに求められます。





    株「デイトレ」の鬼100則/石井勝利/アスカ



    是非ご覧下さい。

  • デイトレーダーの気持ちがわかる手法本。
    絶対にこのとおりにやったら、...だろうな。
    という意味では世間、普遍、普通の人が手を出す気持ちがわかる本。
    ただ王道は部分的につまっている。

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著者プロフィール

石井経済研究所代表。バブル時代から資産運用の現場で活躍し、不動産ではオピニオンリーダーとして、テレビ、ラジオ、雑誌などマスコミで大活躍。分野は不動産、金融、株式、ビジネス、自己啓発と極めて広い。著作は300冊を超えているが、すべて自己の体験や実践をもとに表現している「実践派」。地に着いたノウハウをもとに評論や講演、相談業務を行いファンも幅広い。1939年、栃木県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。文化放送を皮切りに新聞記者に転身。48歳で評論家活動に入る。
おもな著作は『デイトレ必勝 板情報・チャート・移動平均線の読み方』『短時間で裏読みまで日経新聞の読み方』『知らないと損!経済ニュースが分かる本』(明日香出版社)『お金力がつく本』(ビジネス教育出版社)など多数。現在、毎日新聞で「住宅ローンのアドバイス」の連載を長期に行っている。

「2009年 『世界一やさし~い 経済のイロハがわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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