シンギュラリティ:人工知能から超知能へ

  • NTT出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757103627

感想・レビュー・書評

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  • AI崩壊という映画を見て、本書を読んでみた。
    シンギュラリティとは、日本語では技術的特異点。AI・人工知能が自らのフィードバック機能や高度化した技術で、人類に変わって文明進歩の主役になる瞬間をさしている。シンギュラリティはいつなのか?というような問があり、未来学者が予測していたりする。『AIvs教科書の読めない子供たち』の著者である国立情報学研究所教授の新井紀子さんは、シンギュラリティは永久にやってこないというコメントをしている。
    本書は、人工知能をどうやって作り上げていくのかを現在の科学的技術をベースに描いてくれる。全脳エミュレーション、システム構築へのステップは、報酬関数は何で、何をどのように学習するのか?期待報酬のための最適化をどう図るのか?等
    本書を読んでいると、私は人工知能が人類の叡智を超えることはないという懐疑派だが、シンギュラリティはいつかやってくると信じられそうな気になってくる。
    AIに関する書物を読み見識を深めたい人にお勧めする本。

  • 出だし良かったのに中盤から報酬の話で堂々巡り

著者プロフィール

インペリアル・カレッジ・ロンドン教授(認知ロボット工学)。関心は幅広く、著作は人工知能、ロボット工学、論理学、力学系、計算神経科学、心の哲学にまで及ぶ。

「2016年 『シンギュラリティ 人工知能から超知能へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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