東京、きのう今日あした (NTT出版ライブラリーレゾナント 43)
- エヌティティ出版 (2008年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757141742
作品紹介・あらすじ
市民と企業が共生する世界都市へ!都市計画の第一人者が描く「懐かしい東京」と「未来の東京」。
感想・レビュー・書評
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2020/06/23
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[ 内容 ]
市民と企業が共生する世界都市へ!
都市計画の第一人者が描く「懐かしい東京」と「未来の東京」。
[ 目次 ]
第1章 世界の中の東京
第2章 七つのセールスポイント
第3章 市街地の空間像
第4章 東京人の社会意識
第5章 快適性と安全性
第6章 横丁について
第7章 都心と三つの副都心
第8章 サブ・カルチャーの繁華街
第9章 港の物語
第10章 東京を計画する
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
東京という街の特徴を、7つの視点から述べていたところから、新しい東京のまちづくりのキーワードのヒントを得られた。
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河川と運河の両岸を緑化し、そこに洒落で斬新な集合住宅を造る。水と緑に親しむ住宅市街地。小河川の河畔には緑道をネットワークし、緑道網ができれば東京は世界のどこにもない緑園都市となると筆者はいう。
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伊藤滋の東京論。
都市再生本部の学識者チームの座長を務めた伊藤滋だからこそ語れる東京論。
「きのう」の部分では、銀座、新宿、池袋、渋谷の都心と3つの副都心についての変遷を語っている。
「今日」の部分では、現在の都心、副都心の話と絡めた都市再生の話題、日本の良さだと主張するサブカルチャーの高円寺、下北沢、秋葉原、おかず横丁の浅草、合羽橋通りの道具屋街のある田原町、キムチ横丁の御徒町を取り上げている。
「あした」の部分は伊藤滋の今後の都市提案。
住居地域には容積率制度の撤廃、混在地域には高さ制限の導入、日本橋を中心とする高速道路の地下化により東京河川の復活、などだいたい聞いたことある提案は伊藤滋がいろんなところでしているよう。
これを踏まえて自分の東京論をどう描いていくのか。 -
東京が文化的でないとはたしていえるのかどうか。こういう文化もアリだと思う。が、全面的に賛成。
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2008/5
都市計画の分野で活躍している著者が、現代の東京について考えていることを綴ったもの。全体的に東京のことが好きで、しっかりと考えているんだろうとは感じたが、なんだかまとまりに欠ける印象。