どうして? 犬を愛するすべての人へ

著者 :
  • アスペクト
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757212251

感想・レビュー・書評

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  • 愛されていた犬が、飼い主の心変わりにより最期は安楽死させられるが、それでも飼い主を思い続けるという話を犬目線で素晴らしい絵入りで描かれています。

    犬を飼おうとしているすべての人は、是非この本を読んでほしいと思います。

    「信じがたいほど残酷なことです」というガス室による殺処分が、今でも日本で行われてることは残念です。
    もっともここに犬を持ち込む人がいることが、もっと残念なことですが。

  • 『心のかけら』47 エッセイ集「どうして?」も含む 47
    『ドッグメン 第三軍犬小隊』WWⅡ軍用犬ドキュメント 60
    『ビューティフル・ジョー』100年前事実と人間だけ幸せ う 60
    『盲導犬クイールの一一生』 かわいそうでない。人間の心のあたたかさを 82
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    石黒
    『パピーウォーカー』
    『犬と歩いて』
    『盲導犬クイールの一生』
    収監手続きの時 22
    最後の時、あなたの手を、そっと舐めました 31
    ずっと愛と平和に満ちたところなの… 34
    47

  • 人間のエゴの犠牲になる動物のことを思うと涙が止まらなくなる。

  • ランコントレ・ミグノン主催の恒松あゆみさんの朗読会を通じて知った本です。1回聞いただけでここまで印象に残った本は初めてでした。どうして?という最後の問いかけが頭から離れなくなりました。動物を飼う前にぜひ一度目を通して欲しい本です。いつか日本から犬や猫の殺処分がなくなりますように。

  • 動物を飼いたいと思ってるひとに読んで欲しいですね。

  • 「どうして?」はこの物語の主人公である犬が、飼い主に対して、ひいては私達人間に対して問いかける言葉。

    この主人公の飼い主は、この犬を最初はとてもかわいがります。しかし、家庭や仕事など、環境の変化によって、その犬の存在を徐々に忘れ、とうとう邪魔になり、最後は犬を処分してしまいます。

    この物語は犬の目線で語られます。こんな目にあっても、アニマルシェルターで注射をうたれる最期の最期まで、飼い主に対する愛情を忘れません。そんな犬の話です。
    ほんの10分かそこらで読めてしまう、絵本のような本ですが、その内容は非常に重いです。

    この日本でも、年間約20万頭(!)の犬が「処分」されてるそうです。
    今犬を飼われてる方も、そして、これから犬を飼おうと思ってる方には、ぜひ!ぜひとも、絶対に読んで心に留めておいてほしい本です。
    ただし、電車の中やカフェなど、人前では読まないことをおすすめします。

    木内達朗さんという方のイラストが素晴らしいです。

  • 内容紹介
    日本で年間約20万頭の犬が「処分」されていることを知ってほしい…。世界中の動物愛護家のホームページに掲載された、作家ジム・ウィリスの文章「犬から届いた手紙」を原作にした、犬と動物を愛するあなたへ贈る一冊。

  • 犬を飼っている人には是非読んでもらいたい本です。
    犬からの視点で、飼い主に対しメッセージを送っています。
    ついつい忘れてしまいがちな気持ちを思い出させてくれます。


    「わたしはあなたを想っていました。
     いつどんなときでも。
     これからもあなたを想いつづけることでしょう。
     そして、永遠にあなたを待ちつづけます。
     ずっと、ずっと、
     ずっと。」

  •  生き物を飼うということは、その命を預かり、その命の灯が消えるまで守り続けること。
     犬を飼っている方、飼おうとしている方に、是非読んで頂きたい一冊です。

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著者プロフィール

いしぐろ・けんご
◉著述家。1961年金沢市生まれ。叔父がシベリア抑留体験者。
映画化された『盲導犬クイールの一生』(文藝春秋)をはじめ、
『2択思考』(マガジンハウス)、
『分類脳で地アタマが良くなる』(KADOKAWA)、
『7つの動詞で自分を動かす』(実業之日本社)、
短編集 『犬がいたから』(集英社)など著書多数。
編集者としても『日本は、』(G・D グリーンバーグ/彩流社)、
『ナガオカケンメイの考え』(ナガオカケンメイ/新潮社)、
『読む餃子』(パラダイス山元/新潮社)など、
手がけた書籍は200冊以上。

「2016年 『シベリア抑留 絵画が記録した命と尊厳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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