戦艦大和3000人の仕事

著者 : 青山智樹

• アスペクト (2010年3月23日発売)

感想・レビュー・書評

[poron330さんの感想 · 2015年1月16日]

世界最強戦艦である大和の戦いについては数限りない本が出ている。が、そこに働く3000人近くの軍人はどんな仕事・生活をしていたのか。大和が比較的穏やかに過ごせた、マリアナ沖海戦より数ヵ月後のある一日に、大和を訪問し乗船するという形をとって艦内を見学する。大和の艦長は大佐で４０代、乗組員の平均年齢は２０歳代、士官はたったの６２名。あの巨大な艦はとてつもない人海戦術で運営されていたことがわかる。艦橋や主砲、食堂や寝室・風呂まで見学し、完成からたった５年で鹿児島沖に沈んでしまった大和に思いを馳せました。

[はるるさんの感想 · 2010年12月22日]

戦艦大和……というより宇宙戦艦のほうのヤマトのファンなので、資料的厳密さは元々気にしていないので、問題ない。
それより、戦艦内部での生活の雰囲気がよくわかったのが、良かった。こういう空気感は、資料ではわかりにくいので。

[gonta6さんの感想 · 2010年4月14日]

30分で読み終わった。何の感慨もない駄本。

著者プロフィール

東海大学物理学部卒。高校の物理教師を経てSF作家、ライターとして幅広く執筆活動中。著書に『ゼロ戦の操縦』、『自分でつくる　うまい！海軍めし』（共著）、『戦艦大和３０００人の仕事』などがある。

「2018年 『航空戦全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」