- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757218710
感想・レビュー・書評
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・トレンドセッターがトレンド情報を作成する。
トレンドセッターとは、トレンド情報を生み出す専門家のことで、パリを中心に、NYや東京にも存在する。
トレンドセッターは、「トレンドブック」を作成する。
・「先駆性商品(アドバンスト)」とは、市場の半歩先を表現しているもので、「他社に先駆けてトレンドとなる可能性を問う商品群」。
「時代性商品(トレンド)」とは、「そのシーズントレンドを反映した商品群」。
「独自性商品(ベーシック)とは、「トレンドに左右されず、安定的に売れ続ける核商品群」。
・注意しなくてはならないのは、MDバランスをどう見せていくか。
そこには、「選択 = セレクト」に加えて、「編集 = エディトリアル」という視点が求められてくる。
現在のセレクトショップは、バイイングによるセレクト視点と、それをどう見せるかのエディトリアル視点が必要。
・お客にとって「真に差別化されていること」は、すべての商品に備わっている必要はなく、スパイスのように少し効いているくらいがちょうどいい。
そればかりになってしまうと「真に差別化されたもの」同士の間で同質化が起きてしまって、食傷気味になってしまう。
・セレクトショップを訪れるお客にとっては、仕入れ商品化オリジナル商品かは、あまり大きな意味を持たない。
要は、魅力的な商品が揃っていればいいのであって、そもそも多くのブランドが混在するセレクトショップに足を運ぶ時点で、「このブランドでなければならない。あるいはオリジナルでなければならない」とこだわっていない。
・ダブルネームや別注
「この服が欲しい」と感じた消費者は、両方のブランド名が入っているので、そのブランドなりのクリエイティビティを感じるし、UAでしか買えない商品であること=オリジナルと分かる。
2つの方向で価値付けができる。 -
凡庸だが興味があれば楽しめる。
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セレクトショップの走りでもあり、デザインとビジネスを両立しているユナイテッドアローズの商売の考え方が知りたくて読んでみましたが、そんなに新鮮な発見はありませんでした。
(2012.9.9 藤本) -
帯に
「感性を売るビジネスの成功法則」
とある通りアパレル本で、普通の「経営」の本とはちょっと毛色が違うかもしれません。
少し単調な文体ではありますが、ある程度具体的に書いてくれているので、内容はわかりやすく、読みやすいと思うのですが・・・
内容をそのままストレートに鵜呑みにするだけでは物足りなく感じる人が多いんじゃないかなと思いますが、
この本に書いてあるようなことを自分の業界ではどう活かすことができるか?
というような考え方を持てる人が読むモノかなと思います。 -
マーケティング力=現場力
販売するものによって、店舗拡大の限界点がある、とゆうことを学んだ。 -
途中でギブアップ。
何を言いたいのかが分からん。