劇的に色で売れ!: 2時間でわかる! エクスペリエンス・マーケティングでお客の視線を釘付けにする。

著者 :
  • ジェイ・インターナショナル
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757301108

感想・レビュー・書評

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  • 主に店舗の色使いについて。

    赤は人を寄せ付ける。
    青(寒色)は食欲を減退させる。
    白を多用すると、デザイン的にはかっこいいが、
    無味乾燥な印象を与える。

    ジェームズ・タレル「ライトサロン」。
    人間は後頭部でも光を感じることができる。
    色は、無意識領域に深くかかわっています。無意識のうちに私たちは色を感じ取りさまざまな反応をしているのです。

    「好きな色」ばかりを使うのではなく、「売れる色」を意識しながら制作をすること。
    基本中の基本。

  • 【内容】
    実際に各種集客施設の企画設計を手がける著者が、その際に学びえた、色で売れる売れないがどう変わるかを伝授。
    <目次>
    1.空間のカラーマーケティング
    2.サインや広告のカラーマーケティング
    3.さあ、エクスペリエンス・マーケティングを実践しよう

    【学んだこと・所感】
    ノウハウはそこまで多くなく、内容は薄いかな?と感じた。色の豆知識がほとんどで、実際に活かすというより雑学という感じ。新しく知り得たものを以下に示します。
    ・「モノ」を売るのではなく、「体験」を売るという視点を持つ。
    ・暖色系は食欲を増進させ、寒色系は食欲を減退させる。
    ・集客には寒色系ではなく、暖色系が良い。
    ・暖色系と寒色系では体感温度に3度差がある。
    ・飲食店では、白い内装だと、料理が美味しそうに感じられない。
    ・暖色系の環境は、時間がゆっくり流れる。
    ・電球色の照明は安らぎと落ち着きを与える。
    ・黒は白に比べると1.8倍重く感じる。
    ・どういう環境か分からないお店には入りにくい。お店の雰囲気が分かる写真を外に出す。
    ・茶系の絵は過去を連想する。寒色系の絵は未来を連想する。広い面の絵はゆっくり時間が流れる。細かい絵柄は早く時間が流れる。
    ・不自然な演出をすると、無意識のうちにそれを感じ取り、ストレスになる。テーマを設定し、それを細部までこだわることで居心地がよくなる。
    ・背景を黒など濃い色にしたほうが、より魅力的に見える。
    ・会議やプレゼンなど大勢の人の前で何かアピールする場では、その場に居合わせる人々に、「自分をどう見られたいか」ということを考えた服装をしなければならない。
    ・思考は現実化する。できないかもしれないとは思わないことが一番。
    ・プラス発想と行動は一緒でなければならない。
    ・「こんなのが売れそう」とか「これが売れているから」といって開発するよりも、「これは絶対自分が欲しい!」という理由から開発したほうがいい。
    ・仕事で嫌な思いや辛いことになるのは、あなたが今の仕事が唯一の人生だと思っているから。オンとかオフの区別をなくし、遊ぶことも仕事、仕事も遊び。

  • お店をやっている方は、この「色」の力を知っておいたほうがいいです。

    デザインに凝っている建築=快適なわけではないのです。

    わかりやすく、写真・事例もりだくさんで、オススメです。

  • 特に飲食店なんかはこれを読んでおかないともったいないです。

  • 写真付きでサクサク見れる本です。斜め読みで十分。本文は特に深くないですから。けど、手応えはあったぞ。実用性アリ。

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著者プロフィール

フリーパレット集客施設研究所主宰。
明治大学文学部(演劇専攻)卒業後、(株)京屋にてヴィジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学にて映画製作等を経験。(株)ラーソン・ジャパン取締役就任後、各種集客施設(水族館、博物館、テーマパーク、レストラン、ショップなど)の企画設計を手がける。実績が証明されるにしたがい信奉者が増える。特に体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う。

「2019年 『「つながり」で売る!法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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