- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757304949
感想・レビュー・書評
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正直ものの数十分で読み終えてしまいます。
でも、この「教科書」はそういう使い方は間違っているのです。
自分の強みを活かすこと。
誰しもが一度は考えたことのある問題だと思います。
でも具体的にどうしたらいいのかわからないですよね。
自分を知る方法、センスを磨く方法、表現力を高める方法。
この「教科書」を使うと、具体的にひとつひとつ自分の体験と照らし合わせて、自分のブランドについて掘り下げていく作業ができるのです。
図解が入っているため、解釈を考える労力は省かれます。
活字の苦手な人には大変ありがたいですよね。
今まで自分のブランドについて考えたことがない人にとっては、目からウロコのようにわかりやすいです。
そのように、ブランドのつくりかたのわかりやすい入門書であることは事実だと思います。
しかし個人的には、今までさんざんブランドについての本を読んできた人こそ、時間をかけてこの「教科書」を使ってほしいです。
頭の中にある情報を一掃して整理整頓できると思います。
「おさらい」とは、内容を再確認するだけではなく、
「必要な時に必要な情報を出せるように整理しておく」ことだと思います。
この「教科書」でも記されています。
"本に頼りすぎてはいない"
"ノウハウというのは本人のキャラクターや現場の状況によって大きく変わる。それなのに本の情報を鵜呑みにして何でもかんでも取り入れたなら、あなたのスタンスは右に左にブレるだろう"
ここが、この「教科書」を使うにあたってのキーポイントだと思いました。
これから手にする人は、ここを意識すると、楽しめるに違いないと思います。
一度手にした人も、思っている以上に、ずっと活用できるものであることは間違いないです。
今回私は、自分の尊敬する人に勧められたのでこの「教科書」を手にました。
それまでいろんな自己啓発本を読んできたつもりでしたが、恥ずかしながら藤巻さんのことを知りませんでした。
藤巻さんのことをもっと具体的に知りたいと思うきっかけになりましたし、改めて自分のブランドについて考えるきっかけにもなりました。
頭の整理もできたことですし、藤巻さんの他の本も読んでみましょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分ブランドの構築手法を説明とイラスト、イメージを交えて紹介してくれるので、自分ブランド構築の入門書みたいな感じでした。
著者のメソッドが多く含まれているので、勉強になりました。 -
「人脈とは何か」「自分ブランドとは何か」から始まる。人脈は一方的に自分が知ってる相手ではなく自分が持つネットワークの事。自分ブランドは組織の中の自分ではなく個人の自分が持つ強み・価値の事。人脈にしろ自分ブランドにしろ先ずは質より量(数)。人脈は広げていけば量が質に変わっていく。自分ブランドは場数・経験を積めば更に強みが磨かれていく。そして何れも常に新しい領域への開拓・挑戦が必要。目利き・観察力を養い 場数を踏み自分の引き出しを増やす。人に人を紹介しコラボ・プロデュースさせられる様になる。記憶に残り易いキャッチフレーズや自分を象徴するトレードマークを持つ。頼み事は喜んで自分から取りに行く・常に頼み事をされている人になれる。
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自分を商品としてブランディングする考え方。
この考え方について、もっといろんな本を読んでみたいなと思わせる内容でした。
これ一冊では物足りないかな。 -
シンプルだけど、視点が所々で鋭い一冊です♪
『ビジネス書』読んでもダメよ!
みたいな逆説的なものは自分の中でとてもよかったです( ´ ▽ ` )ノ -
気になって手に取り、あっという間に読了。
一時間程度で読めてしまうぐらい読みやすいけど、
そこから得られるものは決して少なくないはず。
一つ一つのいっていることが、ただ並べられているのでなく、
著者の経験を経て蓄積された、熱い自分の言葉だと感じた。
引用もいっぱいアップしたけど、もっと良い言葉がたくさんあるし、
読む人によって、響く部分もきっと変わってくるはず。
ちょいと人生の岐路に悩むあなたにお勧めの一冊。 -
わかりやすい読みやすい。
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大好きな一冊。
がんばる気持ちの人を後押ししてくれる一冊。
著者だって最初は普通の人、高みを目指す努力を続けた人が必ずうまくいくことを実感する。
泥臭い自分ブランディングへの考え方には感動を覚える。
以下レバレッジメモ
憧れからスタートしよう
ある人に憧れて「こんなふうになりたい」と思い焦がれる。まずはそこからスタートだ!
ただ漠然と「できる人」になろうと何でもかんでも手を出したとしても、あなたらしいブランド築けない。
力が入ったっていいじゃないか
まだ何者でもない人が、野心を抱いて自分ブランドを築いていこうとする姿は、時にかなりこっけいだ。無駄な力が入っているので回りから浮きやすい。なれないことをやろうとして失笑を買うこともある。だがこれをして、勘違いだけは絶対にして欲しくない。何かを目指すときに、力が入っている段階はあってしかるべきだ。自分がどう診られているかよりも、自分がどうありたいかだ。いいじゃないか、はじめは多少浮いたって。誰かを笑うだけで自分は動かない人よりも、力んでいる人のほうが断然いい。自然体を気取って最初から力が抜けている人など何の魅力もない。それは自然体ではなく、ただの無気力!
軸を定める
「誰かのために」がんばるという意識
本物の自分ブランドを手に入れたいなら、どんなことでも「誰かのために何ができるのか」を繰り返し自問自答して、軸をしっかり定めること。
自分を知ろう
自分ブランドを手に入れたいなら「そもそも自分とはどんな人間か?」を知ることが大切。
とにかく「場数」を踏むことからはじめてほしい。間違っても、何もしないうちから「これは苦手だ、これは合わない」などと決め付けないこと!そんな風に自ら自分の可能性を閉ざす人を見かけると、私はさびしくなってしまう。頭で考えるだけで何が分かるというのか!
「強み」をつかむ
「好き」と感じるもの、それこそがあなたの強みになる
「弱み」をつかむ
自分の強みとなるものが見えてきたら、それと「対となる弱み」もあぶりだす。
他人の声を聞く
自分を知りたいなら、他人の声にも耳を傾けよう。まずはくだらないプライドを捨てること!
ゼロから武器を身につける
武器を身につけられる場の99%は、仕事以外と認識せよ。自分の中に武器を取り込む、すなわち「インプット」する場は別にあると思ったほうがいい。
「会社のために」の意識を捨てる
仕事の意識を改めることも大切だ。「会社のために」働くのはやめよう
仕事で向き合う相手に「自分が」認めてもらえるように働くべし。
社員であるメリットを活用しよう
たいていの会社は、前向きに奮闘する人については、途中で躓いても受け止めてくれる懐の深さを持っているからだ。「その会社がリスクの一部を引き受けてくれるからこそ思い切ってできること」があるはずなのだ。
失敗をプラスに変える
失敗に飲み込まれて、卑屈になってはいけない。敗北を素直に認め、自分に何が足りなかったのか、周りに教えを請うことだ。私は、仕事も人生も「勝ち続けなくていい」と思っている。
信念という武器を持つ
信念こそが、人の心を動かし、熱い支持を生み出していく。武器を鍛えると、あなたの中には胸を張れる「歴史」が刻まれる。信念を持つと、あなたの中には自分なりの「哲学」が芽生える。そして武器と信念を併せ持ったとき、あなたの歩みは「物語」を奏でるようになる!
聞き上手になる
まずは聞き上手、しゃべらせ上手になることを目指そう。より深く、より濃密に人の話をインプットしていくためにだ。
未知のものを肌で感じる
センスを磨きたいなら、自分の目や耳を鋭敏にすることにくわえて、「繰り返しでない日々」を送ることも心がけて欲しい。これまでにない体験をすれば、心の引き出しは絶対に増えていく。私たちのセンスは年齢とともに勝手に磨かれていくものではない。さまざまな体験にもまれて、視野が広がってこそ、洗練されていくものだ。
「いい加減」に情報を追いかける
見知らぬ何かが木になったなら、物は試しとばかりに、その世界をふらふらとのぞきに行ってみよう。
一流や本物に近づく
渇望しない人は、何年たとうが新たな世界にたどりつけやしない。一流や本物に自ら「近づきたい!」という熱を失うことなかれ。「一流の世界を自分の目で確かめに行く」事がその後のすべてを決定付けると思っている。「知りたい!」と思うのだ「かかわりたい!」
と動き出すのだ。
感じたことを発信する
センスを磨くための「楽習」のひとつとして、あなたの感じたことをほかの人と旨く共有していくことにもチャレンジしよう。日々の暮らしの中で、あなたの心がはねたとき、その感情を周りの人にもあふれるほど伝えていくのだ。感情を外に出していくと、それによって、心の奥になったおぼろげな思いがはじめて形を成すこともあるのだ。
自分を表現しよう
出会った人に強い印象を残していけるように、言葉で、体で、行動で、あなたという存在を表現していく。
言葉を育てる
あなたは「自分の言葉」を語っているだろうか?余分な贅肉をそぎ落とすように言葉を磨いていけば、その一つ一つが、相手をはっとさせるほどの重みを持ってくるはずだ。
キュートな振る舞いを身につける
フジマキは人と話をすることを想定して、自分にどんな表情ができるかを鏡でチェックすることを続けてきた。ゆえに自信を持っていえる。同じ顔でも、表情一つで、本当に顔つきはすこぶる変わる。だからあなたも是非鏡の前で表情をチェックしてみてほしい、そして映える顔がわかった、明日からはそのキュートな表情で勝負しよう!「意識的に振舞う」琴については、小手先の技だと感じる人もいるだろう。だがフジマキはそうは思わない。相手の心を開いて、お互いにより通じ合っていくための努力。意識的に振舞うとはそういうことじゃないだろうか。
毎日リハーサルする
人は年齢を重ねるといろいろな現実に直面し、思い切って自分を押し出すことがより難しくなるのだ。毎日が、より良い表現をしていくためのリハーサル。
即断即決の力をつける
人から何かを頼まれたり、選択を迫られたりしたときは、その場ですぐ決断していくことを心がけよう
感動を実践する
感じと動くことを繰り返せば、あなたのあくなき好奇心と情熱がおのずと周りの人の心に焼き付いていく
かっこいい大人になる
そろそろあなた自身も、他人から憧れられる存在にならなければいけない。つまりはかっこいい大人にならなければいけない!誰かに憧れると人のモチベーションはあがるものだが、同じように誰かに憧れられたときも、人のモチベーションはぐっと上がる。
危機意識を持ち続ける
周りから評価されるようになっても、自分に対する危機意識は常に持ち続けていこう。あなたは「与えられたポジション」によってそこにいるのか。それとも「周りが手放さない」からそこにいるのか
一人の限界を知る
「自分だけ」の武器とセンスで勝負しようとするのではなく、回りを含めた「自分たち」の力で物事に臨むのだ。 -
読みやすくわかりやすい。