ハイスコアガール(10)(完) (ビッグガンガンコミックススーパー)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 309
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757560765

感想・レビュー・書評

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  • よい完結巻だった。
    日高さんとの会話シーンから涙腺が緩んでしまい、最後の空港へと向かう道が開けているシーン、ゲームキャラがハルオを応援するシーンで涙が流れ、クライマックスのシーンでハルオととも号泣してしまった。
    いろいろあって休載をはさんだりし、なかなかじらされた感はあったが、おそらく多くの人が望む着地をしての完結だったように思う。
    ACゲーム+ラブコメという切り口で、どちらもおろそかにならずに最後まで走り抜けた非常に面白い作品だった。

  • それはそれはべたなんだけど、真理はある。
    なんとしてもゲームに祝されたラストは感涙もの。
    いいマンガだったなぁ。

  • 1フレーム&1ドットの集大成! 完結の最終巻──!! 互いの想いがのしかかる心拍数。 ソニックとスクリューの回転数。 BPM最大バトルの果て、心に残る“青春"がエンディングを迎えたとき、彼らは決意で満たされる──。(Amazon紹介より)

    驚きの作品でした。押切先生の作品は『でろでろ』『ミスミソウ』と読んできましたが、それらとは全く違う方向の作品で、びっくりしました。こんな真っ直ぐなラブストーリー、なかなかお目にかかることはできないと思います。
    私自身にゲームの知識があまりないため、その点で完全には楽しめず星4にしてしまいましたが、星5に限りなく近い星4です。「10巻ぐらいで完結する面白い漫画」を進めるとしたら、間違いなく候補に入ると思います。

  • 本気で恋してしまったのは、綾波レイ、岩倉玲音、中野梓、そして日高小春くらいだ。

    10巻 離別を前にした告白は1巻の再演だが、今回はハルオも泣く。
    ■58-credit 日高と大野の戦いは「私の付け入る「好き」なんて」タイムオーバーだった。時間は飛んで、大阪遠征で大野初戦敗退。しかし敗者復活戦で「お前は赤きサイクロン。日本を発つ前にーー未練も何もかもすべてを巻き込み、粉砕するのだ」と内省し、「あの頃の眼」になる。
    ■59-credit 準決勝でハルオVS大野。ラウンド1は大野。
    ■60-credit ラウンド2は待ちガイルでハルオ。ファイナルラウンドは大野。//
    ■61-credit 7月中旬。ハルオは勝って告白できないことで落胆している。大野姉が24日夜出発することを伝えに来る。手紙?かと思いきやあの指輪が返却される。「5年に渡る長い戦いはもう終わっちまったんだ」と感じる。
    ■61-credit ハルオ母が激励するが、ハルオはその気に慣れない。偶然会った日高は髪を切っている。「試合には勝ったけど、勝負には負けたって思ったよ」「引き下がるしかないじゃん。私みたいなおじゃま虫」「何よ…指輪って…ムカつく…。指輪を返されて終わったと思った!? それでいじけちゃってたわけ!? やっぱり矢口くんは女の子の気持ちがぜんぜんわかってない。大野さんの気持ちは逆でしょ!? それを持って迎えにきてほしい意思表示じゃん。いって矢口くん。自分の意志に忠実に生きるのが気持ちのいい生き方って、あなたが言った言葉よ。今さらそれを曲げないで」ハルオは原付で空港へ。
    ■last-credit 信号にひっかかったらもうダメだと思っていると、ゲームキャラたちが青信号を保ってくれる。さらに幸運、いったん飛んだ飛行機が乱気流のために戻ってくる。抱き合って「おおの…。勝ち逃げなんてさせねぇ…。させてたまるかってんだ…。勝負はまだ終わっちゃいねぇ…。お前との因縁の対決…終わらせるわけにはいかねぇ…。海外に行ったって逃がしゃしねぇぜ…。パスポートを取ってお前に会いにいくんだからな!! 泣くな…ッ。空港(ここ)で泣くのは今度は俺の番だ…………。大野…」指輪を渡して「お前のことが好きだ。のたうちまわるくらい大好きだ。…お前には、これからも負け続けるだろうよ。でも俺はそれでいい。一生…お前に挑み続けてぇ。張り合っていきてぇんだ。ずっと大野のそばで…ッ。お前を…、嫁にするため…絶対に迎えにいく…。もらってくれるか?」

    2019年03月、OVAと同時に2期制作発表!
    嗚呼幸せな溜め息。
    OVAも早く見なければ。

  • 作者のゲーム愛を過去日記としてほとばしりさせながら恋愛未満漫画に昇華しているのはお見事。

  • 普通の結末。10巻通しで読んだらそれなりに重みはあるのかなぁとは思う。

  • アニメ2期は最後まで描かれるという事だけれど、ラストシーンは1期OPテーマが使われるんだったらすごい映える気がした。ラストシーン読んだ時秒で浮かんだからね1期OPテーマ。

  • ゲームで広がる青春が詰まったいい作品でした。
    ラストはベタかもだけど、これでいい!最高!(´Д⊂

  • 完結。
    すごく良かった。これに限る。

  • もはや恋愛成分が80%のマンガになっている。ハッピーエンドで終わっているけど、主人公はお嬢さんと釣り合いのとれる男になれるのか

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著者プロフィール

漫画家。『でろでろ』(講談社)などのホラーギャグに加え、『ミスミソウ』(ぶんか社)など内面的なホラー作品も手がける。1997年、週刊ヤングマガジンにて『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー。去年はいいことがあったらしいが今年は不明。月刊少年シリウスにてアクションホラー『ゆうやみ特攻隊』を超絶進行&大人気連載中!

[HP/ブログ]
「カイキドロップ」→ http://www.kinet.or.jp/osikiri/index.htm

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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