難攻不落の魔王城へようこそ~デバフは不要と勇者パーティーを追い出された黒魔導士、魔王軍の最高幹部に(1) (ガンガンコミックス UP!)
- スクウェア・エニックス (2020年8月7日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784757567931
作品紹介・あらすじ
最強デバフ能力を持ちながらも、地味で不人気の黒魔導士、勇者パーティーから魔王軍のNo.2に転職して無双開始!!
ダンジョン攻略が娯楽となった時代…。
人気勇者パーティーに所属する【黒魔導士】レメは、魔法の見栄えが地味なことを理由に追放され、職を失ってしまう。彼を待ち受けていた、謎の美女。
いざなわれた先で待ち受けていたのは…最高難易度ダンジョン・魔王城への「ヘッドハンティング」!?
類まれなデバフ能力を買われ、“魔王城No.2”参謀に就任したレメ。ダンジョンボスとして、“魔物にとっての勇者”への道を歩み始める――… 。
熱い思いを秘めた、愚直な少年が突き進む、王道バトルファンタジー開幕!!
感想・レビュー・書評
-
黒魔道士のレメと炎の勇者フェニクスはダンジョン攻略を目指す幼なじみのパーティメンバーだ。
そんなレメが他のメンバーから存在意義を疑われて解雇される。
途方に暮れているレメに声をかけたのは吸血鬼の亜人だった。
幼い頃にヒーローに憧れることはあっても、ヒーローを支えるサポーターに憧れることはほとんどないだろう。
しかもその勇者が幼なじみならより複雑な心境にはなるだろうね(このレメとフェニクスの性格上逆だったら良かったのに)
ヒーローを目指していたのに最も地味な黒魔道士になってしまったレメが折れなかったのは、レメの度量の大きさにもよると思う。
冷静で視野が広いレメは自分の立ち回りをよく把握している。そこが読んでいて好感が持てる。時に卑屈になるときもあってもね。
でもそれができるのは、傍らにいるヒーローのフェニクスの存在だ。彼は勇者だからといって偉ぶらずレメへの敬意を払い自然に接している。彼にとってレメは黒魔道士になってからもヒーローなのだろうと思う。
しかしそんな私がこの本を手に取ったのは、帯にフェニクスからレメへの感情のベクトルが「親友以上?」とハートマークが書かれていたからなのは強い判断材料になりました(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
完全に単なる鉄板だけどキャラのバランスが良いか