ワンルーム、日当たり普通、天使つき。(5) (ガンガンコミックス)
- スクウェア・エニックス (2023年4月12日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784757585201
作品紹介・あらすじ
二人で過ごす毎日は、いつだって特別!
夏の終わりに花火をして、秋には紅葉を見て、冬にはクリスマスと年末年始…。めぐる日々と季節をいつも一緒に過ごして、とわと森太郎、二人の世界はどんどん広がる!増えていく宝石のような思い出胸キュン同居ラブコメディ第5巻♡
感想・レビュー・書評
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夏が終りを迎え、次の季節がやってきて…
どんな季節でも変わらずに二人の時間を大切にし、心温まる交流を繰り返す森太郎ととわの様子にはほっこりしてしまうね
手持ち花火に山登り。どちらも派手なイベントではないけれど、派手さが無いからこそ森太郎ととわの遣り取りの尊さを感じてしまう
そう受け止められる理由は二人の環境に大きな変化が生じていないから。けど、そんな折にとわが願うのはアルバイトですか
確かに森太郎が頻繁にバイトをしている様を見れば自分もしたくなるのかもしれないけど、とわって既に家事を充分過ぎる程に担っているのだから、これ以上の負担ってどうなのかな?と思ってしまったよ
それだけに親類の自宅で普段とそれ程変わらない家事をバイトに出来たのは良かったね。…如何わしい要素が混じっている気がしないでもないのは気になってしまうけども(笑)
まあ、とわがそういったマリの欲望を一切感知せずに森太郎へのプレゼントで頭が一廃になっていたからほっこり出来たんだけどさ(笑)
クリスマスといえばラブコメでとても大切なイベント。けど、話の中心がのえるという事で一味違ったものになっていたね
友達との経験に飢えている彼女だからこそ、友達と一緒のクリパに焦がれているのかと思ったら意外な裏話が
ちょっとした会話の遣り取りの中での発言だったのに、きちんと覚えていた上で既に楽しかったクリパを更に楽しいサプライズバースデーパーティに昇華させた森太郎達は優しさに満ちているね
そしてイベントと言えば、バレンタインイベントも大きなものだったかな
本作ってあれだけ可愛らしい女の子が多数登場しておいて明確に森太郎への好意を自覚してるのってつむぎくらいなものだから、恋愛絡みなイベントは大抵彼女の役回りとなるね
…なのにバレンタインを友チョコ渡す集まりとして提案したのえるは功罪どちらもあるね…。おまけに自分は自分で特別なチョコを森太郎に渡しているという(笑)
一旦集まりの目的が友チョコとなってしまった後に本命を渡すのは難しい。というかそもそも渡す勇気があったらもっと前に関係が進展している
その意味では普段賑やかな集まりに居ることが多いつむぎと森太郎が二人だけになれた千載一遇のチャンス、それを逃さずものにして渡せた彼女は偉かったね
だとしたら、直後のハプニングは神様からのご褒美だったのかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示