おじさまと猫(11) (ガンガンコミックスpixiv)
- スクウェア・エニックス (2023年5月11日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757585713
作品紹介・あらすじ
みんにゃのパパさん良い人にゃ!
「僕、神田冬樹っていいます。あなたは?」「私は鈴音。柊鈴音だよ」昔を思い出す神田。自分自身を前に進めるために、義父に会いに向かう。「私はね、冬樹君がいるだけで十分幸せなんだ」神田は4匹の飼い猫に無事会うことができるのか!?「みんにゃのパパさん良い人にゃ!」猫との新しい出会いが、皆の心を優しくあたためる。
感想・レビュー・書評
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お義父さんいい人すぎる…。
てか奥さんの幼少期かわいすぎて。
娘、完全に中身は奥さん似なのね笑 -
周りに頼ろうと決めた神田が向かった先は、義父の家だった。幼馴染だった妻・鈴音に救われた過去を思い出しながら、久しぶりに家の門をくぐる。そこには4匹の飼い猫との出会いが待っていて──?!
10巻からの引きだった九重と星鳴の再会シーンがよかった。九重が「友達は同情を利用したりしない」と思って星鳴を利用しようとするも、これまで抱えてきた罪悪感が星鳴を友達と証明していたというのが切ない。九重の謝罪を聞いた後の星鳴の心の動きもよかった。少しずつ欠けたピースが埋まっていく。
お義父さんとの再会!幼少期の神田を助けてくれた彼も元気そうで何より。一向に現れない飼い猫4匹とのやり取りに笑ってしまった。想像上の飼い猫だと疑う神田。当の飼い猫は神田を疑って出てこない。そこにそっと現れたふくまる!猫をおびき出そうとする神田と、猫同士の会話がコミカルかつほろりとくる。お義父さんと猫ちゃんたちにはいつまでも元気でいて欲しいなあ。
そして、フィールドを歩いていたらラスボスとエンカウント!神田がピアノを取り戻す最後のピースは母だよね。息を吸うように呪いを吐く母との確執が解ける日は来るのだろうか。鈴音と出会ってから、勝つためではなく彼女のためにピアノを弾き始めた神田。その彼が、妻の死と母の呪いを乗り越えて、自分や仲間たちのためにピアノを弾く。その日をふくまると迎えられる日が来たらいいな。 -
久しぶりのふくまる
癒されるわ〜
神田さんのお義父さん 良い人過ぎて涙が出ます。今回の巻は息子が友達と仲直りが出来たり、亡くなった奥さんとの馴れ初めプラスお義父さん 良いお話になっていて癒されました。 -
もう〜久々に泣きました〜
お義父さんの優しさは、絵からも伝わって来ました。
小さきもの達の優しさも… -
ここしばらくおじさまやふくまる、猫たちとの繋がりで周囲の迷える人々が自分を取り戻す話が続いていましたが、11巻に入り、ようやくおじさま自身が抱えている課題に回帰し始めた印象です。
幼いおじさまを救い、その後も人生の支えとなり続けた鈴音さんとその父親。おじさまの優しさの原点が明らかになるとともに、これから立ち向かわねばならない壁の険しさも見えて、目が離せなくなってきました。
おじさまの前に立ちはだかる強烈な「ラスボス」についても作者さんのあとがきから、相応の事情を抱えていそうで、それは今後語られるものと思われます。おじさまとふくまるの未来に幸あれと祈るばかりです。 -
星鳴と九重の和解から。
お互いこだわり続けてたからこそ、久しぶりの再会ですぐに和解出来たのかな。
もっと引っ張るかと思ったけど。
妻の父や、神田冬樹の母なども登場。
母の登場はかなり唐突だったけど、病んでる人なのかな?
子ども達もだったけど、義父など相当信頼して親密な関係な人達が後から急に出てくる展開にちょっと違和感。
妻とは子供の頃からの付き合いだったことや、神田冬樹と母親の関係など大事な話がたくさん出てきましたね。
今後はどうなるのかなー -
今回は「神田」というより「冬樹」の物語。
義父に会いに行く冬樹。
その道中に実母に会ってしまうが、その唐突さに違和感。
幻覚かと思ったら違うし。ホラーだった…。
冬樹と奥様、幼馴染だったんだ。ご家族含め、素敵な人と出会って今の神田になったんだね。
娘は母似だったんだ。納得。
それにしても、ふくまる、コミュニケーション能力抜群! -
またまた登場人物が増えた。
あんなお母さんだったの。怖い。いろいろあるんだろうけど、またそこを深掘りしていくと話がどんどん広がっていくだろうねぇ。
猫たちは本当にどの子もかわいいな。