ブルーローズ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

著者 : 朱鷺田祐介

• KADOKAWA(エンターブレイン) (2002年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[blaumondさんの感想 · 2012年9月15日]

なんじゃこりゃと思うくらい厚いルールブックです。
内容としては、ルールが1/3、世界設定及び『オカルト・トンデモ系の資料』が2/3を占めています。
そういうものを求めている方にお薦めします。

TRPGとしては、システム部分が朱鷺田さんらしさ満点なので、消化しづらい、理解しづらいと感じました。
ゲームをするなら、ネクサスの方をご購入なさった方が良いと思います。
ただゾディアックシステムは好きでした。
これにより、PCの立場が超一流もしくは一流ではないと明確化されるので、超一流もしくは一流に飽きた人には面白い部分かもしれません。

著者プロフィール

TRPGのデザイン/翻訳を主戦場とするフリーライター。
代表作『深淵』『真女神転生TRPG魔都200X』『クトゥルフ神話TRPG 比叡山炎上』（デザイン）、『シャドウラン5th Edition』『エクリプス・フェイズ』（翻訳）。
『クトゥルフ神話ガイドブック改訂版』『酒の伝説』『図解巫女』などの著作多数。

「2021年 『ザ・ループTRPG』 で使われていた紹介文から引用しています。」