- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757741324
作品紹介・あらすじ
『来るべき災厄』で力を使い果たし、赤ん坊となった月香。しかしこの赤ちゃん、お腹が減っては泣いて電撃、おむつが濡れては泣いて電撃、と凶華も凰火も子育てなのに命懸け。父はいても乳はでない狂乱家族、さすがにお手上げ状態!?そんな中、優歌に異変が…。そして、月香の成長と交互に語られる、すべての始まり、千年前の「家族」の真実の物語とは-。待望の「閻禍伝説編」ついに開幕。まだまだ続く、馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語。
感想・レビュー・書評
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狂乱家族11冊目。
赤ん坊の月香が泣きながら電撃を飛ばして大暴れし、成長したと思ったら優歌の通う小学校を巻き込んで狂乱を起こす話。
ついに閻禍伝説に切り込んでいく感じ。
Dr.ヘルと凶華の嫁姑問題は笑いました。次も続くと良いな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供という意味を考える。
「閻禍の子供」とはどういう意味なのかと。
それは文字通りの子供、子孫なのか、それとも、それ以外の意味での「子供」、受け継ぐものという意味なのか。
広がる家族の輪、家族の意味と同じように、子供についても、その意味は広がっていくような気がします。 -
相変わらずキャラクターが多くて楽しいが、キャラに重点を置くのか事件を描写したいのかよく分からない部分が多くて中途半端だった。
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新エピソードの始まり。
そもそも「閻禍」が何かというのがわかるはずのシリーズですね。(^^
本編では、優歌ちゃんがからむのでそれなりにひどい話に。(^^;
こっそり、諸悪の根源みたいな子ですな。
どちらかというと、現代編よりも閻禍伝説の方が興味深い感じがしますが、続きで同じくらいの重みになっていくのかな? -
8巻で『来るべき厄災』が一応解決して話もまとめに入るのかな・・・と思いきや、発端となった闇禍にまつわる新シリーズがスタート。
この巻から闇禍伝説編が始まるわけだが、物語としては起承転結の「転」の部分らしい。
現在の優歌と幼児化した月香の姉妹喧嘩な部分と、過去の闇禍が生きていた時代の話が切り替わりながら進んでいくので展開を追うのがちょっと大変だった。 -
だんだん月香の過去が明らかに。
やっと忘れかけていた話が進んでくるかな?ってところ。 -
『来るべき災厄』で力を使い果たし、赤ん坊となった月香。しかしこの赤ちゃん、お腹が減っては泣いて電撃、おむつが濡れては泣いて電撃、と凶華も凰火も子育てなのに命懸け。父はいても乳はでない狂乱家族、さすがにお手上げ状態!?そんな中、優歌に異変が…。そして、月香の成長と交互に語られる、すべての始まり、千年前の「家族」の真実の物語とは―。待望の「閻禍伝説編」ついに開幕。まだまだ続く、馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語。
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色んな意味で今までで一番優歌ちゃんが「子供らしく」見え、同時に「お姉ちゃん」らしくも見えた巻でした。今までずっと仲良かった月香と優香ちゃんが揉めるとは思わなかった。悩んだり葛藤したり苦しんだりしながら成長していく優香ちゃんを抱きしめたくてたまらない。
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九さつめ
前巻で力を使い果たして赤ちゃんになった月香のお話。
優花(泪雨夜)とちび月香のケンカと仲直りがメインです。
狂乱家族の狂乱子育てが描かれてます。
途中、1000年前の話がちらほらと挟まれます。 -
未読