狂乱家族日記 番外そのさん (ファミ通文庫 あ 8-2-3)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 222
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757741720

作品紹介・あらすじ

兄さまが営む「謝々飯店」は暗殺中華だの殺人料理屋だの商店街中から罵られ大変。僕の人脈を使わなければどうなっていたことか。暗殺者として育てられたとは思えない人の良い兄さまは、僕の手助けがないとダメなのだ。「兄さまに仇なす人には骨が反り返って内臓をくし刺しにする毒を…」って、椿姫ちゃんそんなことやってて大丈夫?あの竜骨寺兄妹の「謝々飯店」を舞台に凶華様から生物兵器まで入り乱れて繰り広げる宴の数々。人気の番外そのさん登場。

感想・レビュー・書評

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  • 狂乱家族12冊目。
    商店街にある中華屋がメインで、それに狂乱家族が関わる感じの短編集。
    表紙の椿姫ちゃんは可愛いのに、実際には根暗な感じの怖い子だった。

    柊雨はせっかく"暗殺者として育てられた"という過去があるんだからどっかでバトルをしてほしい。
    結局韓国料理店が崩壊した理由って何なんだろ、ヤクザが土地欲しさに壊しただけ?

    そういえば、凰火の過去とか秘密についてはまだまだ触れられないんですね。

  • お料理回ですね。
    そんな中の、動物との共存のお話。
    人間と動物を対等に…それは良いと思うけど、でも、料理の食材にも動物はたくさん使われているよね…。
    それも対等にということなら、人間もまた、動物の食材として提供されるということかしら。
    対等というものは、なんとも難しい。

  • 意外な方向というか、「謝々飯店」がメインの話。
    実は人間兵器たちもがんばっている話が多いんですよね。
    全体的にほのぼのした話でした。
    ただ、一番印象深いのが韓国料理の浮月さんのエピソードって言うところが、更にひねくれているというか何というか。(^^;

  • 狂乱家族よりも謝々飯店の関係者の短編集ですね。この巻の優歌ちゃんは基本的に黒い気がする(笑)

  • 兄さまが営む「謝々飯店」は暗殺中華だの殺人料理屋だの商店街中から罵られ大変。僕の人脈を使わなければどうなっていたことか。暗殺者として育てられたとは思えない人の良い兄さまは、僕の手助けがないとダメなのだ。「兄さまに仇なす人には骨が反り返って内臓をくし刺しにする毒を…」って、椿姫ちゃんそんなことやってて大丈夫?あの竜骨寺兄妹の「謝々飯店」を舞台に凶華様から生物兵器まで入り乱れて繰り広げる宴の数々。人気の番外そのさん登場。

  • 短編集の中ではこれが一番お気に入りです。話のメインは乱崎家ではなく商店街で唯一乱崎家を快く(笑)迎え入れてくれる中華料理屋さん、謝謝飯店。この店を切り盛りする兄妹二人を中心にお話が展開されていくのですが…。お勧めは「チクタクワニに気をつけろ♪」。謝謝飯店の妹さんと優香ちゃんがクラスメイトでお友達なために、珍しく優香ちゃんが単体で頑張るお話です。しっかり凶華様の影響を受けている優香ちゃんの将来が楽しみなような不安なような(笑)

  • 未読

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著者プロフィール

高校在学中に第8回角川学園小説大賞・優秀賞をはじめ、合計五冠の新人賞に輝く。ライトノベル、一般文芸とジャンルにとらわれず執筆を続け、著書に『狂乱家族日記』(エンターブレイン)『私の優しくない先輩』(講談社)。TVアニメ化もされた『ささみさん@がんばらない』(小学館)も執筆。

「2020年 『桃瀬さん家の百鬼目録2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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