ささやくように恋を唄う(2) (百合姫コミックス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 346
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758020749

感想・レビュー・書評

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  • 第1巻の表紙では向かい合っていた二人が背中合わせに…!
    この表紙が示すようにこの巻におけるひまりと依は近くに居たいのだけど、見ているものが決定的に違うというものだったように思う

    依の告白をきっかけにギクシャクした空気と成ってしまった二人。ここで意外だったのはひまりが『好き』という感情をよく理解していなかったことか
    憧れから一目惚れした依からの突然の告白。でもひまりは『好き』がピンとこない。だから戸惑いが勝ってしまう

    でも、友達感覚の『好き』と恋愛としての『好き』。その境界が判らないなら、何も『好き』の正解にこだわらなくても良い
    ミキはいいアドバイスをしていたね

    こうして元の関係に戻った二人。けれど、周囲からしたらそれはどこか引っかかるものを感じてしまう関係でも有る
    第1巻では依の背中を押すような発言をしていた亜季が依の行動に微妙な顔を見せるとは思わなかったよ

    また、ひまりと依の関係が元に戻ったように見えたと言ってもやはり全てが以前のようには行かないわけで
    無邪気に依と接することは出来ても以前のように何も考えない『好き』を言えなくなってしまったひまり。
    これは百合漫画的には本当の『好き』が始まるきっかけとも見えるけど、別の視点としては二人の関係が危ういバランスで成り立っているようにも見えてしまう

    ひまりと依の関係はいわば『好き』を保留しているから成り立っている。
    でも依はひまりにもっと『好き』になって欲しいからバンドを頑張る
    ひまりは依への『好き』で満たされていた放課後を別の『好き』で満たすために料理研究部へ
    一目惚れの段階からすれ違っていた二人がまたもやすれ違ってしまう展開には少し空恐ろしい気持ちになってしまうね
    ひまりを独占したい依とまだそこまでの感情は持っていないひまり
    どう見たって依が空回りしているようにしか見えない関係。それに警鐘を鳴らすかのように想いを詳らかにした亜季

    依とひまりの一目惚れから始まった物語が様々な人物の想いを絡めていくように複雑さを増していく展開から目を離せないね

  • 2020/01/21購入。
    2020/02/04読了。

  • かわいい!かっこいい!

    描写の臨場感というか、登場人物が感じる緊張感とか、ワクワク感とかがめちゃくち伝わってきました!!!

    ひまりの今後の気持ちの変化に注目ですね!

    あとやっぱり2巻も締めくくりが…
    ひきが強力すぎる…

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