ささやくように恋を唄う(4) (百合姫コミックス)

著者 :
  • 一迅社
4.50
  • (11)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 277
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784758022019

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いよいよ恋愛漫画っぽくなってきた

  • まさかこういう展開になるとは!と色々と予想外の事態が生じた第4巻。
    付き合い始めたばかりのひまりと依の初々しい様子に悶ていたら、想定外の方面から暗雲が……


    付き合い始める前から距離の近かったひまりと依、だから付き合い始めたとして簡単に行動が変わるわけではなくて…
    何か変えなければと情報検索した依の末路が面白い。
    すれ違いの一目惚れから始まった関係なのだから他人を参考にしても満足行く情報が得られるとは限らない。それよりも目の前のひまりと向き合った方が学びが多そう
    というか、ひまりはいつだって表情がキラキラしているね。依の発言一つ一つに対して様々な顔を見せるひまりが可愛らしい

    でも、ひまりが望んだのは『いつも通り』。特別なことを過度にするのではなく、一緒に過ごすことを至上とする
    そんな『いつも通り』の中に不意に飛び込ませたひまりのキス。ちょっとした刺激となったけれども、今の二人にはこれくらいの距離感が丁度いいのかもね

    恋人となっての初デートでは些細なきっかけからひまりは「自分と一緒にいるのはつまらないのか?」と気にしていたけど、これはひまりに今まで以上の『欲』が出てきたということなのかな?
    ひまりはキラキラした表情で何度も依に好きと言ってくれる。だから恋人として依はひまりの期待に応えられると二人の仲はより上手く回るようになる
    ひまりへの褒め言葉をこれまでは頑張って言っていた依がちょっと大胆にひまりに「好きだよっ」と言うシーンはとても良いものでしたよ


    そんな中で物語に絡み始めた志帆の存在は様々な意味で波乱を呼び込みそうだ
    依の前にバンドのボーカルとしてマイクの前に立っていた志帆。彼女が依や亜季に対して見せる態度と百々花やひまりに見せる態度にギャップが在りすぎて正直どういうタイプなのか未だ見通せないな
    発言からすると本気で音楽をやっている人間ということなのだろうけど。しかも本気の中でもマジの意味での本気
    だからこそ、ラストのライブシーンでは周囲を圧倒する音楽性を見せつけたられたのだろうね
    ただ、それだけの本気の音楽をする理由は亜季を見返すためだけ?それとも……?

    志帆の出現によって荒れるだろうSSGIRLS。それによって依にどのような影響が生じるのか、そしてそれが依とひまりの関係に影を落とすものになってしまうのだろうかと不安になってしまう…

全3件中 1 - 3件を表示

竹嶋えくの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×