- Amazon.co.jp ・マンガ (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758030199
感想・レビュー・書評
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自分が大人になってから見守る側の気持ちがよくよく分かってきた。
悟空と哪吒が楽しく笑ってる未来が見たかったな…。
2人の愛くるしさがすごい…。
そして文庫にすることで事の始まりがこんなに早かったのか、そしてこの後同じぐらいのボリュームで続きがあるのか、という意外さに歯を食いしばってる…。
巻末の杉野さんの解説は、当時Gファン購読してた身としては懐かしさが込み上げてきた✨
杉野さんのお言葉も心に留めながら、下巻読むぞ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本編より遡ること500年前の物語。
上下巻一気読みなので感想は下巻で。 -
文庫版 全2巻
単行本 全4巻
最遊記シリーズ/前世/外伝/悲劇 -
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※全巻通しての総評です。
峰倉先生の作品は大概好きですが、この外伝は別格です。
無気力、無関心、無感動の金蝉童子が1匹の小猿(悟空)のお母さんになって
立派な育児を披露するお話です。←嘘です(笑)
この作品を読んだ時の感動をネタバレせずに伝えることはすごく難しいのですが、
おススメの読み方として・・・ドラマCDかアニメを観て、
悟空、三蔵(金蝉童子)、悟浄(捲簾大将)、八戒(天蓬元帥)の大体の関係図と
その声を頭においてから読むと更に嵌れます。
「生き様が違うんだよ、生き様が」
キーワードは桜です。
じっくりしっとり読めるオトナの昔話です。
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Wikiよりあらすじ
『最遊記』の世界から、遡る事500年。天界に1人の子供が連れられた。下界の巨岩から生まれ、災いの象徴とされる金晴眼を持つ幼児。天界で永遠のような退屈を過ごしていた金蝉童子は、観世音菩薩の命によりその幼児を育てることになる。見えない物(空)を悟る“悟空”と名付けられた小さな生命を取り巻く運命が、希望と破滅に向かって動き出した。 -
「お前は誰かの『太陽』でいられるか?」
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最遊記…西遊記とは、ちゃうんか?っと思って買ってみました(笑)
外伝なんで本編とは違うし、これだけ読んでも解らんかもしれないんだけど…
ブログ友の「けいちゃん」というオナゴが北海道から
「最遊記、ものすご~~く面白い!」っと発信するもんで…(ハハハハハ)
どれどれ?っと思ったわけ。
本書は本編の「最遊記」より遡ること5百年前の話。
舞台は神々の住まいし天界。
常に桜咲き誇る常春の世界に、岩より生まれた黄金の瞳をした少年・孫悟空が連れられて来て
その日から、悲しみの物語は静かに始まる。
咲き誇る桜の下、残るのは絶望か希望か。
『最遊記RELOAD』へと続く伝説が、約十年をかけてついに完結!!
っと解説には書いてあり、
「この結末に涙した人」や「この結末だからこそ救われた」っという人の記事を読んだ。
つまり、この始まりの書が終わりの書でもあったってことで
私しゃ、大事な部分を読まずに、いきなり終わりから読んだってことになる・・・・。
でも、なんか解らんけど面白かった(笑)
これから何かが起こりそうな予感めいた状態で本書は終わっているけれど
この本の中でなら、十分に楽しめたし理解できたと思う。
絶品だったのが、悟空が岩屋へ閉じ込められていた500年の歳月を綴った見開きページ。
4つの見開きで構成されているこのページには
岩屋に閉じ込められ、身動きできない悟空の姿が描かれている。
我らは、その動かぬ悟空の背中ごしに外の景色を眺めている。
動かぬ悟空。移ろいゆく四季。静と動。生と死。
諸行無常を見事に表していると感じた。
私しゃ、このページを開いた瞬間、音が消え、変わりに風と季節の香りを感じた。
500年も岩屋に放置されていた悟空も辛いだろうが…
逆に短い人の一生を痛切に感じてしもうた。
何もしなくても、季節は移ろい時は流れていくのだの
そうして死んでいくのだとしたら、それはとても辛く悲しい。
とはいえ、何をどうして良いのやらが解らん(笑)
せめて、自身の運命に流されずにシッカリと生きていかねば。
そうしなければ、先に短い人生に終わりを告げた者達に顔向けが出来ない。
さて、私が初めて孫悟空と出合ったのは学校の図書館で読んだ本が始まりなのだが
その後テレビで、ザ・ドリフターズが声の出演をした人形劇「飛べ孫悟空」と出会う
いかりやさんの顔に良く似た、下唇の飛び出た三蔵法師が好きでの~(ハハハハ)
孫悟空やその他のメンバーもドリフの面々の顔を似せた人形を使っておったのだが
孫悟空に出演人数は4人、ドリフは5人なもんで
加藤茶だけが酔っ払いオヤジの姿で「カトー」と名乗っていたのが面白かったな~
♪ニンニキニキニキ ニンニキニキニキ ニシンが三蔵
この歌のニシンの所は本当は「西」っと言っておったらしいのだ。
道産子だった私は、ズ~っと「ニシン」と思って歌っておった(ガハハハハ)
その次に孫悟空と出会ったのは、堺正明さんが悟空を演じた「西遊記」
夏目雅子さんが三蔵法師を演じたのはセンセーショナルでの
美人はツルッパゲになっても美人なんだの~っと感心して見ておった(アハハハハ)
ほいでそれから漫画「ドラゴンボール」と出会う
こうして考えると孫悟空という話は、色々なバージョンに変化しつつも
忘れかけた頃に、誰かがまたポツンとお話として持ってくるようだ。
私が見ていないだけで、もっともっと沢山のお話があるのかもしれんしの。
っという事で、漫画も本も映画も沢山見たり読んだりしておるんだが
なかなかレビュー出来ずに居る。
だいたいその内に…忘れていっておるんだがの
(年は取りたくないもんじゃ ブワハハハハハ)
さて、これからどんな悟空に出会うやら、楽しみじゃの~(笑) -
本編知ってるからこそなのかもしれないけど、最遊記本編よりも、こっちのほうが凄い。
と思う。
最後の四季のページは圧巻。単行本でなくて大きい方買えばよかったかな。
でもコンパクトなのが欲しかったの。。
単行本は上下巻
通常版は全4巻 -
西遊記をモチーフにした最遊記。これはその本編から500年前を描いた物語です。
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大好き!!
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単行本4巻、揃えているので買わないつもりが…本屋で見かけたら表紙に惹かれついついお持ち帰りです。持ち歩けるサイズなのでこれはこれで重宝かな。
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妹が好きな「最遊記」。
実は、本編はよんだことなかったのですが、外伝、けっこうおもしろいです。
これは、過去編ていう感じかな。
金蝉って、たしか、三蔵の前世だよな。天蓬が八戒で、捲簾が悟浄?悟浄の方が、女で身を持ち崩しそうな感じですが……。
全2巻ということで、全員が、罪を犯して天上界からおとされるまでのお話になるかな?
なんとなく、天上界を飛び出していくという感じになりそうですが。
菩薩様が、男前(女だけど)でかっこいい感じ。 -
文庫になってた!
すごい悲しいんだけどすごい好き…。
ラストシーンに向けて、ひとつも余計なコマを挟まず、走り抜けた…っ!ていう作品。見せ場の間の取り方、カメラワーク、セリフすべてがカッコイイなあ!
峰倉さんのご回復をお祈り致します。
コノサカヅキヲ受ケテクレ/ドウゾナミナミツガシテオクレ/ハナニアラシノタトヘモアルゾ/「サヨナラ」ダケガ人生ダ
(于武陵「勧酒」井伏鱒二訳)