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- / ISBN・EAN: 9784758034289
感想・レビュー・書評
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婚約者様がかっこよくて、そのかっこいいポイントを叫ぶ主人公が自分の心を代弁してくれているかのようで楽しい!!
王太子殿下も不憫だったり鷹揚だったりにじみ出る気品があったりで素敵です。
ストーリーもハラハラドキドキしつつ、しっかりと練られていて読み応えがあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間観察や妄想が好きで小説まで書いているマリエル。
そんな彼女の元に求婚者があらわれた。
令嬢たちに大人気の近衛騎士副団長のシメオン様だ。
どうして自分が選ばれたのかわからないまま連れて行かれる夜会やその先々で小説ネタを仕入れて楽しむマリエルは生き生きしてて本当に可愛らしい。
ちゃんと令嬢の嗜みとして「萌えー!!」と叫ぶのは心の中で、顔には一切出しません。目の輝きは致し方ないでしょう。あんなに無垢な瞳で頭の中でなにが繰り広げられているのか。
小説作家について話題が出たときのシメオンの背後の虎がおかしくておかしくて最初は大人しくしていたのに最後MAXじゃん!いや、本当にマリエルの息の根止める気か(笑)
このシメオン様は結構無自覚な溺愛執着タイプかも、無自覚ってところがミソですね。いいぞ!
王子と一緒にいるときのシメオンもいいなぁ。年相応で幼馴染みが溢れ出てて気心知れてる感じで素の部分がいい!
そんなシメオン様、ある手紙を見てポンコツになるの…ちょっと、いやかなりツボ。可愛すぎか!そしてそれを案じて待機させる王子、優しすぎか!(笑)
あと娼館のベッドを見てあんな目になるヒロイン初めて…もう最高…マリエル…大好き。
最後に…個人的に私はシメオン×王子の方が好みです。王子可愛い。っていうか王子の相手が腐好きのジュリエンヌだったら喜んで身をひきそう…あ、傍にいて見守るポジションも美味しいな…。
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原作未読だけど、面白かったので最新刊まで購入。マリエルはどんなところでも楽しめるんだな。シメオンのマリエルへの不器用さもいいけど、巻末の書下ろしSS含め、渋いオジサマ大使とのやりとりも好き。