神作家・紫式部のありえない日々 2巻 (ZERO-SUMコミックス)
- 一迅社 (2022年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758038157
感想・レビュー・書評
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2巻も期待通りおもろかった。1巻がものすごーーく面白かったが、2巻がこれまたすばらしい。1巻よりさらに深くなっていく創作活動、そして平安ヲタトークの面白さ。ほんとうにこんなんだったのでは、とまで錯覚してしまうぐらい没入感あり、これは子供の頃に筒井康隆の薬菜飯店を読んだ時ぐらいの錯覚感(個人的クライテリア)。本作ではかなり名前が売れだし、ファンも増えて、交流や、ガチ勢や、同担拒否の夢女子、色々な解釈があり、色々な楽しみ方がある”薄い本”への愛。そして、ネガティブ評価などももりこまれていて、頷き、熱くなることこのうえなし。物語リファレンスに簡単にイラスト入りで説明が入るところも優しい。基本、源氏やってる人間にはいらんinfoではあるが、あればあるだけ全部読みたいのがおたく(私のことです)。これは、平安への入り口のひとつである。
尊いです。次巻もめちゃめちゃ楽しみ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紫式部がひきこもり、のりつっこみし、推しカプ帝とお后をモデルに同人誌を書く、、平安時代を一世風靡した、聡明で強いエリート女性作家のイメージの紫式部が、ガラッと変わります!とにかく面白いです。
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赤染衛門キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!ー
そういえば彰子様のサロンにはあんな人やこんな人もいたじゃない!
楽しみーカオスになりそうで楽しみー! -
亡き定子皇后との邂逅が「桐壺」執筆のソース、という、初めて聞いたけれど超納得の解釈!
ツンデレ夢女子・左衛門の内侍、キレ者暦女・赤染衛門登場でますます盛り上がってきましたね! -
やぁ、読みやすい。
そして、紫式部のオタク度合いが益々表現されるようになって、展開の速さをフォローしてる気がする。
で、色々な作品についての言及がされてるけど、読み疲れない感じで良いと思う。「雪花の虎」の失敗の二の舞にならない感じかな?