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- / ISBN・EAN: 9784758067416
感想・レビュー・書評
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出だしとしては完璧なのでは?
問題児を冷静すぎる判断で籠絡していく様は見てて面白いし、モンスターは生徒じゃなくて、実は先生っていうのも、予想はできたけど、次巻へのフリとしては最高で、早く続きを読みたくてたまらない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モンスター生徒に対する教師は熱血でも正義でもなく、むしろこいつこそ最大のモンスターと思わせるってのはまあ教師ものの系譜の行き着く先って感じかな。
生徒のめんどくささは現代風ともなんかちょっと古い気も、今の人間はこれをどう取るのだろうか。
個人的に卑怯な手を事務的に蹴散らしていくのは意外と爽快だと思った。 -
展開に無理がある、スッキリ系だがモヤっと残るし
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問題児は集めすぎ感。実際の友達としていたら嫌だろうけど、漫画で読む分には桃は普通に顔も行動も可愛い。
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女子校に男性教師が赴任、けれど受け持ったクラスは問題ある生徒によって崩壊していて……という切り出しであれば、教師がいじめや反抗に悩み心削れていく描写を想像するのだろうけど、本作で描かれるのは全く別の光景
いじめを物ともせず、自分への反抗も取り合わず「生涯童貞生涯教師」なんておかしな言葉を肩書に生徒と向き合っていく自見の活躍が描かれる
……いや、あれは向き合っているのか?追い詰められパニックになった花中桃や万里茉莉に対して教師らしく教え導く言葉を投げかけ、隠していた本心や涙を引き出しているのは良いのだけど、その直後に「定時なので」と言って何の躊躇もなく帰るのはやはり教師らしからぬような……
この第1巻では問題児を二人も更生させているのは幸先良いスタートに見える
だからこそ、その後に姿を見せる本当の問題児グループの威圧感は凄まじい
つばきによる宣戦布告、それをやはり物ともしないどころか彼女の暗躍にすら言及してみせる
いわば、モンスター生徒とモンスター教師のぶつかりあい。改心させられるのが先か、追い出されるのが先か。類を見ないバトル模様が始まったようだね
そういえば、自見の過去も気になるけれど、もう一方で気になるのは自見がいつ生徒や教師の名前を把握したのかという点かな
生徒だけなら名簿を見て、というのは納得できるけど自己紹介もしていない同僚教師の名をいつ把握したのかという点は気になってしまう
彼の言葉を引用するなら定時外に生徒や同僚の名前を把握する為の時間を設ける筈がないしなぁ…… -
学校再生もの。
いじめがウザすぎる作品が多い中一巻目で何人かが解決している。これは単行本の構成として素晴らしい。というか構成がそもそもよいから。
絵も強弱はっきりしていて良いです。