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- / ISBN・EAN: 9784758067515
感想・レビュー・書評
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わ〜い\(^o^)/
久しぶりの新刊だね〜。
今回はサブキャラ長谷川さんの
恋心にちょっとキュン♥
海辺で学校さぼって黄昏れる神林とか
みんなの高校生活をのぞき見るのも
ちょっと楽しいわ。
ちなみに彼らが議論している
〝スタイリッシュに片手で〟
文庫本をめくる方法…
私もド嬢と同じように親指でめくる。
神林みたいに上をホールドするほうが
やりにくいような。
でもどっちにしても長谷川さんの
「本が傷むのでなるべく控えて」
が正論でごわす!すまん!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4巻ともなるとダレるかな?とお節介焼いてたけど全く見当違いでしたとさ。
相変わらずユーモアのセンスはピカピカ。一方でド嬢と神林、遠藤君と長谷川さんの関係性には少しずつ変化が出てきていて、でもそれがやり過ぎじゃないとこが素敵。見ようによっては百合といえなくもな、、、いや、まあそのへんは読み手の自由ってことで。読書とは極めて能動的な行為であるってことで。
遠藤君を女の子たちがきちんとやりこめるとこもグッときたなあ…
引き続き彼女たちの会話を聞いていけますように。 -
グータラな読書家バーナード嬢と友人たちの物語。実際にある本の紹介も魅力だけど、読書家たちの青春マンガでもあるところが魅力。
読書BGMの話で、図書室の環境音(部活の声とか吹奏楽の音とか)は大人になって聴いたら泣きそうかもなあ。なんかいろいろ思い出して読書どころじゃなくなりそう(笑) ぼくは自宅だと癒し系のゲームBGMとか、環境音的なエレクトロニカを流しながら読書したりレビューを書いたりしてる。カフェで読書はやってみたけど、人がいると集中できないから断念。憧れてはいるんだけどなあ。
神林の海での描写はまさに青春で素敵だった。こういう絵作りは作者が読書で培ってきた感性が存分に発揮されてるように感じるね。読書家あるあるネタから、こういう繊細な場面まで幅広く描いているのがいい。あと、とっても活字が読みたくなる!それがすごい! -
読みたいなと思う本がたくさん出てくるんだけど、今、積読がえらいことになってるからこれ以上増やせないんだ・・・
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「本の雑誌」11月号のロボット特集にも登場してたが、やっぱりSFネタが一番楽しい。神林さんの登場回数が増えて、だんだん「いい人」になってるような…。
その神林さんと町田さわ子が、「なぜ本を読むのか」という話をしている回が一番良かったな。本を読んでいて退屈なときもある町田さわ子が、神林さんに「神林はいつも楽しいの?」と尋ねる。
神林「…そういう出会いがあるかもしれないって 常に思ってたら 退屈にはならないんだよ」
町田「そっか 信じるってことだね」「読み続けた先に魔法のような読書体験があるんだって」「読書が苦手な人は本の魔法を信じることができないんだよ」「だからすぐ挫折しちゃう」
神林「信じるとか意識したことはないけど もしかしたらそうかもしれない…」「でも…信じられるようになるには結局 たくさん読んでたくさん出会うしかないんだよ… 本の魔法に」
このとき神林の手にあるのが、ジョー・ウォルトン「図書室の魔法」だというのがいいなあ。町田さわ子が持ってるのは「読むだけでヤセるっていう魔法のようなダイエット本」なんだけど。
神林さんが「経験的に導き出した傾向だ」としているのが、「本を読んでいるときは結構話しかけられるが、スマホをいじってるとほぼ話しかけられない」ということ。神林さんは「奴等にとってスマホは特別な用事で 読書は中断されても構わないただのヒマつぶしという認識…!!」と憤る。確かにそうかも。
「プロレスファンってちょっと面倒臭いイメージあるな」「えっ SFファンよりもですか!?」というのに笑った。 -
本のことをあれこれ話し合っているだけのマンガなのに、こちらの読書欲をしっかりと高めてくれます。ああ、ほほえましい。こんな読書談義してみたいです。ただ、私は読んだ本をまったく覚えてないのでちっとも語れないのですが・・・
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だんだんさわ子がまともな読書家になってきている感があるし、メイン4人の関係性も少し変わってきているフシがあるし、基本は読書あるある一発ネタを繰り返す作品ではあるが、その中にも時系列や変化が垣間見えるのがすごく好き。
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本を読みたくなる本っていいよね、ということで4冊目。
読んでる本が出てくるとすっごく嬉しいし、読んでない本はすっごく読みたくなる。
文学少女シリーズも同じように本を読みたくなる良い本だったけど、ド嬢は紹介される本の既読率が高いので更に楽しい。
今回読んでたのは、
「2」(町田さわ子と同じで過去作ひとつも読まずに読んだけど、順番逆で後から過去作でもそれはそれで楽しめたよ!)、
「渚にて」(海岸で読みたい!)、
「モモ」(大人になって読んだけど、もう1回読むと感想変わりそう)、
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(蜘蛛のくだり覚えてないな・・・)、
「闇の中へ」(すっごく印象的で記憶に残ってる)、ほか。
神林みたいに印象的なフレーズがいくつも頭の中に入ってたらいいだろうな〜。なんどもなんども読み返すから出来ることか。
読みたくなったのは「魔法の世紀」、情報技術が世の中を変えていく未来の話聞きたい。
それと「HERE」、1つの部屋の風景を時代ごとに切り取っただけの本。図書館にあったのでさっそく借りてきた(これから読む)。時代が30億年前から2万年もの未来まで渡るらしいので楽しみ。
あるある話では、ぜんぜん記憶に残らない本のところかな。
三毛猫ホームズは確かに何冊か読んだはずだけど、ぜんぜん覚えてない…。覚えてない本が多すぎて、「本を読むとは…」みたいになることもあるけど、まあ楽しめれば良しにしとくしかない…。