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- / ISBN・EAN: 9784758069397
感想・レビュー・書評
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言っていること自体は正論だけど、イチイチムカつくやつだわ自見。
まあこれだけの話に正面から当たる方が普通じゃないが。
逃げろってのが真のテーマだとしても驚かない。
そして今回も自分からは動かない主役に変わって面倒に巻き込まれそうな桃が哀れ。
天竺先生もずーっとこの調子なんだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
つばきは親を刺傷し一線を越えてしまった。これでは地獄から逃れることは出来ても、別の破綻を呼び込んでしまうようなもの
特に周囲への影響は大きいものとなる……と思っていただけに奇妙な程に落ち着いた学校風景、そして理事長や自見の対応は逆に恐ろしく思えてしまう
学校が奇妙に落ち着いているから本来はつばきの排除によって表に出てくる筈の恵利香も裏に潜んだまま
だから逆に表に出てくるのは別の問題、という事になってしまうのだろうか……
いや、このタイミングで全く別の問題が巻き起こるという展開には驚かされるのだけどね!
ここ数巻はずっとつばきの闇に手を突っ込むような話が展開されていただけに、ここに来て新登場した仁美の問題児としてはありきたりなネタに対してどのようなアプローチで迫っていくのか良くも悪くも予想できないね
何が何だかよく判らなくなってくる展開の数々
その中で、許せない不変に対して憤りの声を上げ戦おうとした加瀬に「逃げてください」と言った自見の真意は何なのだろう……?
どうにも過去の事件が関わっているようだけど、もしかして以前つばきによって示唆された以上の何かが潜んでいる?