- Amazon.co.jp ・マンガ (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758070935
感想・レビュー・書評
-
BLコミックスを数多く出してる日輪先生が手掛けたオムニバス百合作品集。
この作品は、例えば幽霊との百合、一昔前の時代の百合など、日常描写と少しかけ離れた百合をメインに描いていて、
そこが個性が溢れていてこの作品の魅力的な点。
現代の普通な百合を描いた「さくら文通~アナザーストーリー~」も、過去編とリンクしている点で新鮮だったし。
一昔前の時代を描いている話では、「エス」という単語が作中に出てきてて、そこも個人的には新鮮に感じたところ。
あ、昔の時代を描いているんだなっていうのがそういうちょっとした単語使いからも分かる面白い作品でした。
個人的な欲を言うと、「さくら文通」とアナザーストーリーでキャラ同士に共通点をつけて欲しかった!
一番ロマンチックな展開は、それぞれの子孫っていう設定!!
個人的に一番好きなエピソードはピュアが広がっている「ご主人様と一緒」。
お互いが幼いからピュアさが突き抜けていたというのと、
お姉さんへの百合感情も描かれていて一度に二度おいしかったのが理由ですw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
○著者の短編集です。
978-4-7580-7093-5 147p 2010.8.1 初版 -
雑誌"百合姉妹"及び"コミック百合姫"に連載されていたヒマワリソウヤの百合短篇集"さくら文通"です。普段はBL作品を中心に活躍されている作家さんで初の百合作品だそうです。ファンタジー、学園モノ、大正浪漫、中世などなど、色々なシチェーションの百合物語を描き分けています。タイトルにもなっている"さくら文通"は雰囲気も良かったし、話の内容も良かった。惜しむらくは、それぞれの話が短いので、サラっとしすぎて印象が薄くなってしまうところかな。もう少し長いお話を読んでみたい。
-
田舎の屋敷で幽霊の女の子と出会う「コスモスの咲く庭」、憧れの先輩との話の「くちなし」、顔も知らない文通相手は……の「さくら文通」など、色々な話のある短編集です。
ハッピーエンドのお話だけでなく、切ない話もあるのでおすすめ。
短いですが、表題作の「さくら文通」が好きな話です。 -
百合で時代物!なかなか貴重でした(*´∀`*)
BLで長く活動されている作家さんだけあり、安定感があります。 -
オススメできるかな?