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- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784758073332
感想・レビュー・書評
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ただの百合じゃない。
空前絶後の「愛」だ(冗談ではなく)。
叙情的でどこか哲学のようなこの作品は
百合というシンプルなカテゴリーだけではなく
もっと様々なベクトルから人の心に残る作品だと思う。
もしかすると最後の最後まで読んで、
理解できない人もいるのかもしれないとも思う。
でもこの作品はそれでもいいのだと私は思える。
とにもかくにも読んでほしい1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
腹の中を探り合う女子のやりとりが苦手な派手顔美人の愛は、美人だがクソ真面目な性格で生きにくさを感じており、家で煙草を吸いながら本を読むのが好き。
そんな愛が大学入学したてに喫煙所で出逢った、飄々とした性格の眼鏡ショートカット美人の知と再開。ノートを貸すことになり、毎週火曜は二人で喫茶店で過ごすようになる。次第に愛の中で知の存在は大きくなっていき……。
だいだいだいすきなタイプの百合だった。煙草と図書館とコーヒーの香りでカサカサしたような百合。
愛の心の隙間にじっくりと入り込んできたのは知なのに、愛が情を持ったときに予防線を張ったのも知。
知の煙草はゆるやかな自傷。最初からそういうつもりだったのかな。ずるい人。
(最初の飲みでくっついたモブ二人が、物語の裏で真面目に交際していたのが地味にかわいらしい)
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