今夜、君と眠りたい (gateauコミックス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 135
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784758079853

感想・レビュー・書評

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  • サラリーマンの門崎×男娼ナギ
    依存系
    とても絵がきれいです。

  • 装丁から大好きで、ふたりの愛がめちゃくちゃ重たくて愛しいです。考察もすごく楽しかった!振り返ると、お互い好きが溢れ出していて、自分勝手すぎる(笑)門崎さんはダサいおじさんぐらいが丁度いいですね!二神くんはそのままでかわいい天使担当です!

    呪いのような愛が、重たくて愛しい話。
    何度も作品を読んで、楽しみたい方にオススメです!作品の面白さと深さが癖になります!

    超個人的解釈ですが、私はふたり愛を"呪い"と考えています。
    5年前、門崎さんは二神くんに不感症の呪いを身体に残し、二神くんは門崎さんに指輪の呪いで身体を縛りつけた。"呪い=相手を縛ること"だと考えています。
    だから、門崎さんが指輪を返すと呪いが解けて、同時に二神くんの快感が戻ってくる!お互いの呪いが解けた瞬間!しかし、呪いが解けてお互い自由になったはずなのに、相手を求めてしまうこの感情は何なのか。
    もうそれは、ただの恋ですよね。そのあとも、どうなるのか心配なふたりでしたが、門崎さんの必死な想いがふたりを愛で繋いでくれて本当に良かったです。

    あと白を基調とした表紙も素敵です!カバー下と帯のゴールドがめちゃくちゃ映えてます!
    滲み表現をお互い空っぽだった心に相手の存在が滲んで広がった。「眠」の滲みは相手の存在を意味し、「寝」ではなく「眠」が使われているのは、あなたとセックスしたいのではなく、あなたと一緒に朝を迎えたいを表現している。と超個人的に解釈しているんですが、滝端先生の考え込まれたデザインと表現力が素晴らしすぎました!!作品を読みはじめてから、本を閉じたその瞬間までたくさん楽しめる作品じゃないかと思います。
    作品の隅々まで楽しめるので、ぜひぜひ作品の魅力に惹き込まれたい方は読んでみてください〜!!一緒に作品の良さとふたりの愛のかたちを楽しみましょう!

  • ▼あらすじ
    部下に慕われ完璧と揶揄されるほど仕事のできるサラリーマン・門崎。
    門崎には誰にも言えない、忘れられない夜があった…
    それは、五年前に関係を持った男娼・ナギと過ごした濃厚な日々。
    しかしそれも終わったことだったが……
    海外赴任から帰ってきた門崎は、社内でナギそっくりな二神という部下と出会い――。
    止まっていた時間が動き出す、滝端が描くセンシティブラブ!
    描き下ろしあり

    ***

    ストーリーの完全度:やや高い
    トーン:せつない・シリアス(低)
    エロ度:普通
    萌え度:高い
    総合評価:★4.0

    丸々一冊表題作。初読みの作家さんでした。
    絵は所々気になるところはありつつもそれなりに綺麗な感じで、ストーリーは多少の捻りは効いていますが全体的に見れば割と王道かな?と思います。
    どちらかと言えばシリアス寄りの作品ですが、それほど重くないので読みやすいです。せつなくてもどかしい感じの雰囲気が続くのでそういうのが好きな人にはお勧めかも。
    個人的には受けと再会した後の攻めの必死な様子に萌えました。あれだけ必死に口説かれたらそりゃあ絆されちゃうよな〜と納得(笑)
    諦め悪いしなかなかの執着っぷりだったけど、最初から受けを溺愛していたのが良かったし、スマートに見せかけて完璧じゃない(お酒が弱い)のもツボでした。
    ただ、転勤をナギに知らせなかったのはほんと良くなかったよな〜と。門崎からのメールをずっと待っていたナギの気持ちを考えるとかなり辛い。そりゃEDにもなるよねって感じ。
    いくら攻め贔屓の私でも、流石に門崎のこの行動は理解出来なかったです。5年も後悔するくらいなら最初から連絡くらいしておけー!!って思いましたが、それ言っちゃうと物語が成り立たなくなるから仕方ない…(笑)
    何はともあれ最後は無事、関係が修復出来て良かったです。末永くお幸せに…。

  • 仕事ができると部下から慕われている主人公は、海外転勤前に出会った男娼が忘れられずにいた。日本に戻ると社内で偶然そっくりな男と遭遇。不感症になり臆病になっていた彼。いくら社会人として未熟でも会社で抜くのはいかがなものか?ともかく、完璧な男の情けない姿や必死になるところはいいよね。

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