にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者9 (一迅社文庫アイリス)

著者 : 香月航

• 一迅社 (2022年1月20日発売)

感想・レビュー・書評

[chocochip150さんの感想 · 2022年7月2日]

にわか令嬢シリーズ最終巻！
あとがき曰わく、今回は『全員集合！　まるごとコメディ巻』
アイザックとリネットの王太子夫妻が新たに観光地をつくると言う国家事業を任される。その予定地で、くだらない(本人たちには深刻な)理由で、程度の低いアイザックの真似をした若者たちの妨害に遭う＋その妨害がくだらな過ぎて側近レナルドが使い物にならなくなる、というトラブルが起きる。隣国のソニア王太子や魔術大国のファビアン王子・リュカ王子まで合流し、リネットの兄・グレアムも安定した女装姿を見せ最後まで賑やかな感じに。アイザックのいとこであるマテウスと、令嬢シャノンも無事(?)結婚式を迎え大団円では。お兄様たちの最後の泣き言の悲壮感が私は好きだな(笑)

著者プロフィール

長野県出身、東京都在住。2011年よりWebにて小説の発表を始め、2014年に出版デビュー。

「2018年 『転生しました、脳筋聖女です２』 で使われていた紹介文から引用しています。」