スッキリわかる! 臨床統計はじめの一歩 改訂版〜統計のイロハからエビデンスの読み解き方・活かし方まで

著者 :
  • 羊土社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758118330

感想・レビュー・書評

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  • 見易い
    分かりやすい
    例示が身近です

  • EBM実践のための入門書です。臨床統計のエッセンスがかなりコンパクトにかつ分かりやすくまとめられています。研究デザインから仮説検定の選び方まで幅広く扱っており、この一冊で臨床統計の概観を掴むことができます。

    個人的に一番勉強になったのは仮説検定の選び方についてです。臨床統計の入門書では、仮説検定について「こういうものがあるよ」と図鑑的に紹介するのみで具体的な選び方までは触れていないものが多い印象ですが、本書は目的とデータの種類という観点からどの検定を選んだらよいのか具体例を交えながら解説してくれています。

    全体を通して図表が多く使われているため読みやすく、また同じ図表が違う文脈で繰り返し出てくるので、様々な角度からアプローチでき、どんどん頭に入ってきました。


  • 北里大学医学図書館OPACへ
    https://saosrv.kitasato-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB10154121

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著者プロフィール

能登 洋(のと・ひろし)
聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長
1993年東京大学医学部医学科卒業。ニューヨーク州ベス・イスラエル医療センター内科研修医、東京厚生年金病院内科医員、東京大学医学部糖尿病代謝内科医員、テキサス大学サウスウェスタン医療センター内分泌代謝内科臨床フェロー、東芝病院代謝内分泌内科医員、国立国際医療研究センター糖尿病内分泌代謝科医長を経て2016年より現職。
医学博士、東京医科歯科大学医学部臨床教授、聖路加国際大学臨床教授、日本内分泌学会専門医・指導医、日本糖尿病学会専門医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、臨床研修指導医、米国医師免許、米国内科専門医、米国内分泌代謝糖尿病専門医、米国内科学会上席会員(FACP)。
『最新糖尿病診療のエビデンス』(日経BP)、『スッキリわかる! 臨床統計はじめの一歩』(羊土社)など著書多数

「2021年 『レジデントのための内分泌代謝教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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