- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758413411
作品紹介・あらすじ
門阪有希(かどさか・ゆうき)は大手IT企業『COMnel』に勤務する三十四歳のOL。
社長の萩原が会社を創業した初期から、公私ともに支えてきた自負もあり、また有希は萩原とは恋人同士だったのだ。
しかし合併と上場を目前にして、萩原は有希を会社から追い出した上に、アイドルから転身した女優と結婚する。
突然の不幸に茫然自失した有希だったが、『COMnel』がラーメン業界に進出すると知ってから、
自分の優れた味覚を活かしてラーメン店開業を目指して修行を始める。そこには女の意地があった。
調理や経営を学ぶ〈ラーメン大学〉で出会った友人や、元同僚で親友の在日韓国人プログラマーのヨナたちに支えられ、
一心不乱にラーメン道を進む有希。
先輩店員からの辛い仕打ちを乗り越えた有希が、手に入れた希望とは?
デビュー作『居酒屋ふじ』がドラマ化された栗山圭介が挑む、ラーメンにプライドと人生(そして元彼へのリベンジも少し)、
元OLの痛快復活劇!
感想・レビュー・書評
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30代女子なら「あるある!!」と、頷きながら読めた作品でした。
題名から、自分探しのようなイメージを受けていましたが、どちらかというと主人公のラーメン奮闘の方が描かれていました。
うまくいかないことが起きながらも、周りの人に支えられ、自分のラーメンを探していく感じ。
30代になっても、何かに実施に打ち込めるって素敵やん♡詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
146今風女子の細腕繁盛記と言ったところ。ベタな展開だけどもちょっと応援したくなるのはモデルが剛力ちゃんやったらなあ、と思って読んだからかも?