夢幻戦記 15 (ハルキノベルス く 1-16)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758420563

作品紹介・あらすじ

壬生寺の境内で、「楠小十郎の仇」という掛け声とともに襲ってきた謎の敵。二十人の襲撃者たちの動きは人間離れしていた。「剣聖」とまでいわれた総司の目をもってしても、その攻撃を避けることは難しかったのだ。少しずつ切り刻まれていく総司。斎藤一に助けをもとめたものの、彼には微妙な違和感があった。「彼は斎藤さんじゃない」。前世の東海公子としての意識で斎藤に語りかける総司。彼は果たして誰なのか…?一大叙事詩、待望の書き下ろしシリーズ第十五弾。

感想・レビュー・書評

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  • 13巻から14巻までの間に2年空いたとのこと。
    江戸時代の沖田総司と,幻想の世界の東海公子。

    栗本薫の世界が広がって行く。
    決して現実逃避ではないと思う。

    思念が流行りすぎるのかもしれない。
    歴史の理解には役立つかもしれない。

    「橘小十郎の仇」について調べよう。

    ps.
    栗本薫の自己満足が,作品の神髄であることは、
    栗本薫の愛好者の意見だと思う。

    未完が不満であれば,書きつなげばよいだろう。
    著作権継承者の了解は容易に得られると思う。

  • そっかこの人亡くなったのか…。表紙で友達にガチ引きされたのが懐かしい。続きが気になるなぁ

  • まるっきり幻想の世界。新選組の話は皆無の章。
    池田屋すらも始まらないまま未完となってしまったのは非常に残念。
    栗本薫さんはまぎれもなく天才だと思います。
    ご冥福をお祈りいたします。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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