レッド (ハルキ文庫 こ 3-11)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 135
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758430395

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁の刑事であった相馬は、環境庁の外郭団体に出向中。ある日、防衛庁の自衛官と共に山形県内の沼の環境調査をすることに。すると沼からは強い放射能が検出される。政治家、マスコミ、そしてアメリカ大統領までをも巻き込む真実とは。。。
    相変わらずさらっと読める今野作品。相馬と斉木のコンビはよかった。しかし、戦闘シーンのスケールは大きいが、閉じ方はあっけなく。

  • 環境庁のCEC研に出向中の相馬春彦は所長から山形の蛇姫沼の環境調査を依頼された。相棒は同じく出向させられた自衛官の斎木明だ。お互い警戒しながらも調査を進めていき、強い放射線が検出された。またそこでは人が何人も亡くなっていた。2人は知らない大きな秘密に巻き込まれていった。アメリカも関わっていて壮大なストリーです。依頼が完了したら関係ないのですが、2人とも正義感が強すぎるが故に組織に馴染めないそんな2人が気にならないはずが無いし、無事解決して安心した。

  • 少し結末があっけなかったですがまあまあでした。

  • 放射能の恐怖

  • 最近、新作の少ない今野作品。懐かしい大統領も登場するも、紙量のわりに舞台を広げすぎてかなり内容が薄かったのがマイナス。今野作品としては、良いかもしれないが、もう少し読み応えがあるほうが良かった。

  • 2010/7/22 Amazonより届く
    2010/8/23~8/24

    環境庁の外郭団体に出向させられた元マル暴刑事相馬は、ある日山形県の「蛇姫沼」の環境調査を命じられる。上司は行って適当な報告書を書けばよい、といかにも裏がありそうな命令をする。自衛隊から同様に出向できていた斉木とともにしぶしぶ出かけた相馬は、沼で強い放射線を検出する。いったいこの沼には何があるのか?沼に人を近づけまいとする謎の外人マクマイヤーは何者なのか?

     今野氏の昔の作品。国際陰謀物である。ちょっと話の展開がありがちではあるが、相馬、斉木と登場する男達はほかの今野もの同様かっこいい。

  • 潜入シリーズに似てる。シリーズ分ける必要ないのになー。大人の事情か

  • 傑作とまではいきませんが、それなりに楽しめる
    佳作だと思いました。
    キーワードは『レッド・マーキュリー』と云う言葉で訳すと
    「赤い水銀」になるんですが…その他にも「赤い水星」とも訳せるんですが…
    キャスバル兄さんは関係ないのでご安心を。

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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