- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758431330
感想・レビュー・書評
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読書録「バルセロナの厨房から」3
著者 高森敏明
出版 角川春樹事務所
p102より引用
“「ガスパチョあります」と書かれているわ
けだが、私はこの張り紙を見るといつも、冷
やし中華を思い出していた。”
目次から抜粋引用
“オリーブオイル
アンコウ
かたつむり
生ハム
オレンジ”
スペイン料理レストランのオーナーシェフ
による、スペインの食にまつわるエッセイ集。
食べ物そのものから食べる場所やつくり手
についてまで、レシピを交えながら書かれて
います。
上記の引用は、冷たい野菜スープ・ガスパ
チョについての一文。
季節ならでは食べ物というのは、どこの国に
行ってもあるようです。
この後にレシピも書かれているので、読んで
食べたくなったらそのまま作り始めることも
出来るでしょう。
材料がトマト、赤ピーマン、きゅうりなど、
夏野菜が中心なので、まさに夏のスープと
言った感じです。
エッセイ兼レシピとして、食卓の近くにお
いておくと使い勝手がいいのではないでしょ
うか。文庫なので場所もとりませんし。
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スペインに行く気はますます強くなり、ウサギの肉が食べたくて、吉祥寺のお店に行こうと思う。
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実は楽しみにしていた「角川グルメ文庫」創刊。真っ先にこれを手に入れてしまった。
どのスペイン旅行ガイド誌にも載っているバルセロナの高級レストラン「ネイチェル」で修行していたコックさんのエッセイ。文章を書くことを生業としている人ではない感じはするけど、読みやすく実際に「ネイチェル」に行ってみたくなる。