- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758440714
感想・レビュー・書評
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読みたい本が見つかる本屋の2冊目。
1話は、高校の後輩が部活再スタートするための本。
2話は、駅のパン屋の名前の由来の本。
3話は、乙女が探す楽しめる本。
4話は、未来に続く扉を探す本。
1冊目の方が楽しめたが、心温まる本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりのシリーズの続きです。
お話はそんなに派手さもなく淡々と進んでいく感じなのですが、主人公のものの捉え方、考え方がとても深くてその言葉が残るんですよね。それを知りたくて読んでしまいます。
一見地味で頼りにならなそうな主人公が実は1番大人かも?なんて思いながらまた次のシリーズを楽しみにしてます。
人との繋がりに本との出会いがある金曜日の本屋さん。羨ましいです。
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うっかり2作目から読み始めてしまったけど面白かった。続きが気になって気になって、、みたいな本では無いけれど、人々の心が丁寧に描かれていて、なんというか良い小説だった。
出てくる本達が自分がああ読みたいと思っていたやつだったりしたのも良かった。 -
「何番目かの読書会」
復活させるために。
背中を押した罪悪感捕われ続けていても、それだけが全てではないのだから前に進むべきだろうな。
これだけ頑なに断り続けているのだから、卒業生に頼んでも難しいことに変わりなかっただろ。
「パンやのクニット」
勘違いを正すため。
読んだ時の状況や受け止め方次第で、その本の内容は大きく変わるだろうし考え方も違うだろうな。
偶然だったのかもしれないが、心の中に嫌なモヤが広がるには十分な要素ではあっただろうな。
「夏は短し励めよ読書」
二度殺された仲間。
旅には危険が付き物とはいえ、ここまで大事になるようなものに巻き込まれるなんて思わないだろ。
誤った情報が流されなければなければ、偶然が招いた最悪な状況と悲観されていたのだろうな。
「君への扉」
止まってしまった。
何年も無理矢理蓋をし続けていた感情が溢れ出したら、今まで通りになんて上手く生きれないだろ。
茫然自失になったままではなく、しっかりと調べていったからこそ救われた命だったのかもな。 -
今回はがっつり元金曜堂メンバーの過去話。一冊で過去と向き合い、進んでいく姿がみれた。
何となく前作で匂わせていた部分が明らかになりスッキリ。
しかし結構バードな内容で読んでて辛かった。 -
【読了メモ】メモ_φ(・_・<六番目の小夜子、さびしがりやのクニット、夜は短し歩けよ乙女、夏への扉
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夏になるまで読むのを待とうと待っていた
『金曜日の本屋さん 夏とサイダー』
読みたい本が見つかる本屋さん第二弾。
今回は、金曜堂の過去のお話。誰しも胸に秘めている過去があって、その苦しみから抜け出せない事がある。
前作を読んだ方は分かるけれど、ジンさんのお話が続きます。
あれ?以外とあっけなく終わった?と思ったらちゃんと深く語られました。
毎回本書内では作品の引用などから用いられるのですが、今回出て来た作品は、読んだ事もある作品で、入り込みやすかったかな。
『夏への扉』読み直してみようかなぁ。 -
同級生ものとか揺れる恋心が絡む話は挫折することが多い。ただし、この本は最後自然と涙が出ました。大きな目的もなければ、特段の謎もないただの日常ですが、作者の本に対する愛に胸が打たれます。とても大好きな歩けよ乙女。こんな感じで絡んでくるとは。とても共感できます。クニットや夏の扉の話も良かった。どこかに書いてあった「本はその時その人に必要な言葉を語る」っていう言葉がぴったりですね。読書って楽しい。大好き度❤️❤️