ネーミングの言語学: ハリー・ポッターからドラゴンボールまで (開拓社言語・文化選書 8)
- (株)開拓社 (2008年10月1日発売)
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感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758925082
作品紹介・あらすじ
本書は人名(キャラクター名、芸名、愛称)や会社名などのネーミングに言語構造・規則がどのように関わっているかを考察した本である。ハリー・ポッターやドラゴンボールといった人気の小説・漫画や、日常的な言い間違い、赤ちゃん言葉などから具体的な例を引いて、日英語のリズムや音節構造を解説した。
感想・レビュー・書評
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知ってたからこそ発見が少ない点もあったが、知らなかったらすげーとなったと思う
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☆を5つにしたが、注意してほしい。
英日対照で語られている部分が多く、この本を読もうとする人はそこがお好みにあうか一考してからが良いと思う。
英語がお好きでかつ言語学がお好きであれば、良書です。
特に第四章「語順とリズム」は英文法の疑問をいくつか解消してくれたし、将来の英作文と発話に活きてくるものになっていた。
”「コクヨは国の誉からきてるんです」というような只の雑学を万と並べ尽くして終わる他書”とは切口が違う。そういう雑学がお好みなら、この本はお勧めしない。
理論・理屈の筋が通っていて、しかも色んな話に、体系的に飛び火して広がり、読んでいて気持ちがいい。
例えば、頭韻の話が、しりとりを経て心内辞書までたどり着く話題の拾い食いっぷりが僕には気持ち良い。 -
ネーミングの言語学 窪薗晴夫 開拓社
2010
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