頻出難関私大の現代文 (αプラス入試突破)

著者 : 斎藤隆

• (株)開拓社 (2013年4月8日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、早大レベルの入試問題を解くことにより、難関私大入試の現代文問題に対応しうるハイレベルの実力を養成するための参考書である。二つの大きな目標が設定されており、第一の目標は、近年顕著な増加傾向にある、明治、大正、昭和前半の擬古文に対応できる読解力を強化すること、第二の目標は、最新テーマ・論点のマスターを目指すことにある。2011年の東日本大震災･福島原発事故は、これ以降の難関私大の現代文・小論文に大きな影響を与え、それまでよりも、本質的・哲学的文章、人間関係･人間存在･生命・科学批判･安全･時代の混乱に焦点を絞った文章が目立つようになった。早大レベルの難問解説者として知られる著者は、この難関私大における傾向の変化を精査し取り入れながら、先の二つの目標を達成する手助けをする。最高レベルの題材は、難関私大を目指す受験生だけでなく、国公立大難関校の受験生にも有用であろう。

著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。現在、早稲田予備校講師。予備校では、選抜クラスの現代文、早大・慶大レベルの小論文を本校および各校で担当。著書に、『現代文･最新頻出順･キーワード入試問題集』（學燈社）、『最新･現代文予想問題集』（學燈社）、『現代文･書き込み式ドリル』（學燈社）、『頻出･私大の現代文』（開拓社）がある。共著として、1996～2009年刊の『全国大学・国語入試問題詳解』（學燈社）、2010年刊の『平成23年用全国大学受験･国語入試問題詳解』（角川学芸出版）などがある。

「2013年 『頻出 難関私大の現代文』 で使われていた紹介文から引用しています。」