あの子 (エルくらぶ)

  • 解放出版社
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本棚登録 : 75
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759222210

感想・レビュー・書評

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  • 中途半端に道徳の教材とかに使われたらいやだな……
    最後の解決策は、ひょっとしたら言葉にせずに、絵だけのほうが、届くかもしれない

  • 2014年度 6年生
    2014年度 5年生  4分
    『 あの子』は、内容が内容なので、少し考えてる様な感じの子が何人か見受けられました 。
    お話を聞いて、考えてくれるなら嬉しいですね 。

  • あの子といっしょにおらんほうがええで。え—。うそっ—。なんで—。ほんまに?で始まりました。で、それって、ほんまにほんまのほんまやの?で、流れが、変わってきましたね♪解放出版社発行。

  • 『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:()

  • ち:言葉の力をテーマに。噂話してませんか?エビデンスを怠らない。
    *********
    ★2024.3(1年)
    ★2023.3(1年)
    ★2022.3(1年)
    ★2021.3(1年)

  • わかりやすいいじめっ子がいるわけでもないし、強力な同調圧力があるわけでもないのに、いつの間にかクラスメイトから排除されてしまう子どもがいる。その理不尽きわまりないプロセスの一形を、素朴かつ強烈に突きつけるすばらしい絵本。抽象的に汎化しているにもかかわらず、ここまでズドンと突き刺さってくるのはすごい。関西弁という言葉の持つ暖かみが、読みすすめるのが辛い絵本のページを最後まで繰らせる一助になっている。

  • ひぐち ともこ (著)

  • 噂って怖い、っていう本。
    「あのな きいてんけどな」
    「あの子といっしょにおらんほうがええで。」
    無責任な一言で始まるいじめ。
    自分でも気づかないうちに、加害者の一部になっていたりして。
    自分の言葉に責任を持とうね、っていう話。

  • 2分半
    ちょっと不思議な感覚の絵本
    敬遠してしまいがちなテーマだが、読んでみると子供たちはそのまま受け止める

  • 「だれかが 言ってたんやけど、
    あの子と しゃべらんほうがいいんやて。」

    こんな噂が一人歩きします。

    なんでか わからないけれど、みんなが 言ってたから、
    興味ないから、 よく知らないけど、

    誰が言い始めたのか分からない

    だけど、みんなにひろまって

    仲間はずれにされる子ができます。


    本当かどうか、本当はなんなのか、
    ちゃんと あの子と話してみよう。
    シンプルだけど、一番 大切なことを伝えてくれる絵本。

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著者プロフィール

ひぐちともこ(ひぐち・ともこ)
大阪府豊中市に生まれる。商社勤務を経て、現在イラストレーター。西宮市大谷美術館絵本原画コンクール入賞後、絵の仕事をするようになる。デザイン専門学校に勤めながら創作活動をする。絵本の仕事に『めめめんたま』(ひかりのくに)、『あの子』『とってもランチ』(解放出版社)、『4こうねんのぼく』(草炎社)などがある。

「2009年 『おこのみやき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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