部落を襲った一揆(新装版)

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  • 解放出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759240597

作品紹介・あらすじ

農民や市民が被差別部落民を差別によって殺すということがありうるだろうか。あらゆる制度が大変革をとげようとした明治。政府が公布した新政策を阻止しようと各地で農民一揆が起こった。そのなかで「賤民廃止令」反対一揆は西日本を中心に20件を超えた。なぜ、残虐な部落襲撃がなされ、なぜその事実は覆い隠され続けてきたのか。史料分析と岡山・兵庫・四国・福岡の現地調査をもとに、一揆の経過と真相を明らかにする。差別のため無念のうちに殺されていった多くの人々への鎮魂の書。

著者プロフィール

1947年生れ。大阪市立大学人権問題研究センター特任教授をへて、じんけんSCHOLA共同代表。主な著書に『これでわかった! 部落の歴史』『これでなっとく! 部落の歴史』『明治維新と賤民廃止令』『部落を襲った一揆』(いずれも解放出版社)など。

「2024年 『豊かな部落史の学びのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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