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- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759240597
作品紹介・あらすじ
農民や市民が被差別部落民を差別によって殺すということがありうるだろうか。あらゆる制度が大変革をとげようとした明治。政府が公布した新政策を阻止しようと各地で農民一揆が起こった。そのなかで「賤民廃止令」反対一揆は西日本を中心に20件を超えた。なぜ、残虐な部落襲撃がなされ、なぜその事実は覆い隠され続けてきたのか。史料分析と岡山・兵庫・四国・福岡の現地調査をもとに、一揆の経過と真相を明らかにする。差別のため無念のうちに殺されていった多くの人々への鎮魂の書。