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- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759252538
作品紹介・あらすじ
穢とは人間をとりまく自然・社会関係の秩序を乱す行為であり、祓とは秩序を回復する行為であると論じて、穢とは何かを考える画期となった歴史的な1冊の増補版。旧版に加え、著者の穢れに関する論考をすべて1冊にまとめた。
感想・レビュー・書評
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2011/06/31-2014/09/03
学究本としての価値は想像できるが、一般人が読み進めるのはやや困難である。人権的な観点からの記述があれば、この本の価値は限りないと思う。
非触賎民が河原や坂に住んだと言うより、河原や坂は死体の放置場であったり穢れある六畜(牛馬羊犬猪鶏)の放牧地であったりしたため、居住者がいなく、いわゆる流れ者が住むにはそこしかなく、土地の穢れが人の穢れにつながったとの見方に正眼を感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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