デートDV・ストーカー対策のネクストステージ ―被害者支援/加害者対応のコツとポイント―

著者 : 伊田広行

• 解放出版社 (2015年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

DV／デートDVの予防教育・被害者支援に携わってきた著者が、「一人が基本」というシングル単位の恋愛観を基本に、予防教育・被害者支援の考え方と具体的なノウハウを提示し、加害者プログラムの重要性と方向性を提起する。

感想・レビュー・書評

[lasttrainhomeさんの感想 · 2018年4月16日]

高尚過ぎて自分が使える部分が少なかった。学者さんやNPOの職員さんのような、被害者のケアや加害者の治療を考える人には、素晴らしい本だと思う。最前線の成果を反映しているので、新しい取り組みの手がかりになるだろうし、この先のこの分野の発展に希望が持てるだろう。
自分の仕事はあくまで法律を使って被害者の権利を守ることに留まるので、この本から有用な知識をすくい上げることは難しかった。発展する研究を追いかけるのではなく、法律という過去の重責を使うことしかできないので。現在と未来をしめすこの本にはあまり馴染まない。
ただ、過去を扱った部分からは、知識を得ることができた。ち

著者プロフィール

立命館大学大学院・先端総合学術研究科非常勤講師。「ユニオンぼちぼち」執行委員。ＤＶ加害者プログラムNOVO主催。男性相談等各種相談員。
著書：『デートＤＶ・ストーカー対策のネクストステージ―被害者支援／加害者対応のコツとポイント』解放出版社、2015年、『閉塞社会の秘密―主流秩序の囚われ』アットワークス、2015年など。

「2016年 『新版 ＜働く＞ときの完全装備』 で使われていた紹介文から引用しています。」