一食懸命物語: KIHACHI

著者 :
  • 海竜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759305746

感想・レビュー・書評

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  • 内容の半分くらいを占める15歳以降のパリへの挑戦の道程(ラーメン屋さん出前、中華料理、東急銀座、大使館シェフ、マキシム)がエキサイティングだった。自分で人生を大きく動かす、または流れに身を任せるタイミングがそれぞれ人生には存在するのかなと思った。所々にある「あの頃の日本はよかった」「今の日本は、若者は」的な部分は流し読みした。

  • ひょんなきっかけかもしれないけれど、
    映画のストーリーに憧れてパリへ行くという決意から、
    コックの道を邁進したKIHACHIさん。

    家を飛び出し、ラーメン屋の出前役からはじまって、アフリカへ。
    異国の地での孤立、日本語に飢えて落ち込んだとき
    あるときは日本語に支えられ、仲間のセネガルの青年の作り出す味に助けられ、
    とうとうパリへ乗り込む。。じっと耐えること、時間とにらめっこすること。
    忍耐はいつか後に喜びを連れてくるはずなんだと思いました。

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