出光佐三魂の言葉: 互譲の心と日本人

著者 :
制作 : 滝口 凡夫 
  • 海竜社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759312508

感想・レビュー・書評

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  • 特に印象に残ったのが以下の部分。
    ”互譲互助、無我無私、義理人情、犠牲とかはみんな「お互い」からでてきている。大家族主義なんていうのも「お互い」からでてきている。その「お互い」ということを世界が探している。”
    他の国と陸続きではなく侵略もされてこなかった日本が地理的な背景を通して育んできたこれらの思想は、いまの世界的な基準で見れば時代遅れで改めるべきものだと思っていたが、そうではなく、むしろいま世界に啓蒙してかないといけない、ていうのは自分の中で新しい視点だった。

  • 「海賊とよばれた男」のモデル出光佐三さんの名言集?
    出光佐三さん、カッコイイ…
    と、軽薄に言ってしまってはいけないでしょうが…
    かっこ良い。

  • 言葉の重みや良さを理解するには先に伝記を読んで出光の歴史を多少は知っていた方が良いかもしれません。

  •  ”人間尊重”とは、「尊重される人間になれ」という意味。元宗像市長の滝口さんがまとめた出光佐三氏の言葉。

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著者プロフィール

1885年、福岡県赤間村に生まれる。 1905年、神戸高等商業学校(現・神戸大学)に入学。 1911年、満25歳で独立。門司市に出光商会を設立。日本石油の特約店として機械油を扱った。1940年、出光興産株式会社を設立。 1953年、イラン石油輸入(日章丸事件)。日章丸が石油を国有化し英国と係争中のイランから、ガソリンを満載し日本へ。英国は積荷の所有権を主張するも出光の勝訴が決定。1972年出光興産の会長を退き、店主に就任。1981年95歳で死去。

「2016年 『人間尊重七十年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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