木は何を見てきたの?

  • 化学同人
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759821482

作品紹介・あらすじ

丘の上にあるナラの木が見てきた、何百年にもわたって周りの環境が変化する様子を静かに描いた物語です。ハンターが森の中で鹿を追いかけた時。農地のために木が伐採された時。産業革命の間に出現したスモッグや工場。そしてまた、 1本の雄大なナラの木からポロリと落ちたちっちゃなどんぐりは、新しい命を芽吹かせこの後何百年もの世界を見ていきます。

感想・レビュー・書評

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  • 1000歳に近いのかな?
    ナラの木が若木の頃から見守ってきた景色を語る。

    ☆どの時代にも(だいたい)子どもたちがナラの木のそばにいる。
    ☆ナラの木は見守っているだけで、環境の変化に良いとも悪いとも言わない。
    ☆imagine。最後に自分にとも私たちにとも、ドングリたちの未来に思いをはせている。
    ☆巻末にナラの木の木生に沿って、世界史と日本史の年表がある。コロナが年表に。収束の日が掲載される日が早くくるといいな。
    ・woodland trustのホームページからは植林の大切さを学べる。英語のみ。


    『WHAT DID THE TREE SEE ? 』
    ・FSC マークがついている。1993年、カナダで設立された森林環境保護協議会。このマークがついた商品を買うと森林保全に理解あるいは協力できる。

  • FSC認証紙

    子供たちに伝えていきたいこと

  • 絵をよく見ていないと、前ベージとの違いがわからない。字を追いがちな大人に、良いかも。

  • 港を見下ろす小高い丘の古木は、その街を見てきたのですね。私たちの町にもそういう木はあります。

  • はじめはどんぐりだった、年老いたナラの木。
    このナラの木が見てきた景色は...。
    周りの景色が変わってもいつの時代も子供たちがナラの木の周りにいるのがとてもいい!

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著者プロフィール

イギリスのオックスフォードシャー在住の作家。児童向けのフィクションとノンフィクションを数多く出版している。

「2019年 『空の上には、何があるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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