ひみつのさくせん

  • 化学同人
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本棚登録 : 333
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759822557

作品紹介・あらすじ

金魚にしのびよる、あやしいかげがみっつ…。大切なともだちをまもるため、ねずみが考えたひみつのさくせんとは?

感想・レビュー・書評

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  • 海と青硝子さんの本棚から図書館予約
    この本、好き!
    『Brave As A Mouse』
    ニコロ・カロッツイはイタリア・ヴェローナ出身の建築家、教師、イラストレーター
    これはアメリカでの初めての出版
    【金魚にしのびよる、あやしいかげがみっつ…。大切なともだちをまもるため、ねずみが考えたひみつのさくせんとは?】

    透明感のあるイラストに心を奪われる様々な構図
    静かな中にハラハラドキドキ

    すべてを愛おしむ作者の心情

    この本好きです

    ≪ さくせんは 勇気をだして つきすすめ ≫

  • ほんよんだよ「ひみつのさくせん」|もとやままさこ(2022年9月16日)
    https://note.com/kotkotri/n/n74b83bf4d70a

    【勇気を出すことの大切さ】ニコロ・カロッツィ『ひみつのさくせん』感想|【雑記ブログ】いちいちくらくら日記(2022年5月29日)
    https://tokeichikura.com/shohyou-201

    Nicolò Carozzi illustrator
    https://nicolocarozzi.com/

    Nicolò Carozzi illustrator(@nicolocarozzi) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/nicolocarozzi/?hl=ja

    橋本あゆみ/Translator(@ayumi_hashimoto33) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/ayumi_hashimoto33/?hl=ja

    ひみつのさくせん - 株式会社 化学同人
    https://www.kagakudojin.co.jp/book/b604776.html

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    京都の理系出版社が海外絵本と図鑑を続々刊行 大人にも人気の理由とは|社会|地域のニュース|京都新聞(2023年5月4日 有料記事)
    https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1015740

  • ねずみはきんぎょと大の仲良し、いつも一緒に遊んでいた。ところがある日猫3匹がきんぎょに忍び寄る。
    ねずみは猫たちの気を逸らせ、眠らせることに成功したが、目を覚まされてはいけない。そこでねずみは仲間たちの手を借り、勇気を出して作戦を決行する。
    友だちを助けるネズミの勇気と協力を描いた絵本。







    ******* ここからはネタバレ *******

    絵はとってもきれい。特に金魚鉢の描き方はすばらしいと思います。
    でも、お話にはがっかりしました。

    「ひみつのさくせん」というタイトルからどんな秘密かと期待したのが良くなかったのかも知れません。
    原題は「BRAVE AS A MOUSE」。こっちの方がしっくりします。
    「むちゃだって ゆうきをだして つきすすむ」の繰り返しはそのためと思われます。

    ねずみは金魚を危険から救って満足かもしれませんが、きんぎょは飼い主から離されて、いきなり野生環境に飛び込まされて、本当にいいのでしょうか???
    この辺りにも納得できない感情が渦巻きます。

    絵がきれいなだけに残念な作品です。

  • 友達の金魚にしのびよる、三つのあやしい影… ねずみは勇気をだして立ち向かう!
    本の表紙を見たときは、謎な?絵本だなと。ねずみがカップを持ち上げて、魚が入ってる?なんの絵本?と思い、読みました。
    本のイラストはとても繊細です。見返しにすてきな部屋と水槽にはいった金魚が。おはなしが始まります。ねずみとの楽しいひととき、でも、しのびよる3つの影。
    猫もコミカルに丁寧に描かれています。
    (あれ、ねずみは金魚食べなかったっけ?とツッコミを入れつつ、猫はねずみや金魚にとっては大敵だからなと)
    さあ、ひみつの作戦はうまくいくのか。ティーカップを使って金魚を運び出すまで、ネズミのコミカルさがかわいい。後ろの見返しもきっちりイラストを見たくなる本。よみきかせしたら、きっちり最後まで子ども達に絵を見て欲しいなと思います。ねずみのドキドキハラハラの冒険物語。

  • 〝 「ネ、遊ぼ ?」 ネズミのお誘い。 「ウン!」金魚は飛び跳ねた。 そこに、忍び寄る黒い三つの影が... 〟誰もいない、静かな昼間のリビングで、金魚鉢のガラスごしに友情を温めてきたネズミと金魚。 悪戯好きの猫たちから逃げ場のない金魚を守るため、ネズミたちは勇気をだして、秘密の大作戦を開始するのでした。 はたして、金魚を助けることができるのかな・・・? イタリア・ヴェロ-ナ出身の建築家・教師・イラストレ-タ-の綺麗な絵のファンタジ-絵本。

  • 仲良く遊ぶ、きんぎょとねずみ。
    ところが、きんぎょに忍びよる影みっつ。
    ねずみはきんぎょを守るために立ち向かう。
    そして「いいこと」をおもいついて。

    ねずみにきんぎょに黒い影みっつ。
    みんな動きも表情も可愛くて、身近にいた小さな子たちを思い出す。
    色もふんわりした線も素敵な絵本。

    え?飼い主はいいの?M15

  • 三びきのネコに狙われている水槽のなかの金魚
    一目で友だちになったネズミは仲間と金魚を助ける大作戦!

    ○ネコちゃんもそんなに悪くはかかれてなくてホッ
     やんちゃな感じでした
    ○自然科学スキーとしては、金魚を自然の中に放流するというのは、ちょっと引っかかるのだけど、これは友情のドラマということで…

  • ネズミと金魚はお友達!
    でもあるとき猫がやってきて…

    ネズミと金魚はある作戦を試みます。


    美しい絵がまるで、
    1つの映画を見ているように感じられます。
    自分だけが逃げるんじゃなくて、
    友達を助けてあげられるような子になってほしい、
    そういうニコロ・カロッツイさんの思いで生まれた
    絵本なのではないでしょうか。

  • ネズミたちが
    ティーカップに入った金魚を
    可愛らしさ全開で運んでる猛烈にキャッチーな
    表紙の絵が面白さのすべて。

    この映像が生まれるまでの設定は
    満点と言っていいほど素晴らしいんだけど、
    物語の結末の方はかなり弱くて
    話があっという間に終わるのは残念。

    運びだしてからが楽しみだったのに
    家から飛び出したと思ったら
    玄関らへんで旅が終わったような印象だった。

    ただ表紙は素晴らしい。。

    ありがとうございました。

  • 絵がとても素晴らしく表紙から引き込まれます。
    対して文字が少なく、絵を見てあれこれ想像出来るかどうかがこの本を楽しめるかどうかにかかっているように思います。
    絵はとても可愛い!だけど絵本として語る力は私にはあまり感じられませんでした。
    辛口でごめんなさい。

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