アホでマヌケなアメリカ白人

著者 : マイケル・ムーア 松田和也

• 柏書房 (2002年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ジョージ・ブッシュとその仲間たちの隠された素顔。我が祖国に向けた愛の鞭。

感想・レビュー・書評

[こぺさんの感想 · 2008年3月26日]

単なる批判による『憂さ晴らし』で終わらせず、『世論』へと転換させる術を知っているムーアさん。トモダチにはなりたくないけど、好きです。

[一年100冊読書することを目標さんの感想 · 2024年2月4日]

アメリカの勉強。マイケルムーアの話は面白い

[Rocketman3さんの感想 · 2018年10月15日]

映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」がよかったので読んでみた。アメリカもメチャクチャだな。Ｍ・ムーアの語り口が映画の飄々とした感じと違ってやたらと直接的なように感じたが、訳によるものかな。ここまで数値で示されると(ブッシュ批判に都合のいい数値を集めているとしても)説得力がある。この状況をなんとかしたいと思っている人がいる一方、この本がメディアからまったく無視されたというのも悲しい現実。市民の力ってなかなか政治を変えるところに届かないんだなーというなんとなく無力感…(それじゃいけないんだってのがこの本の主旨なんだけど)。

[mysterymanboさんの感想 · 2017年7月3日]

思わず、納得です。

[とっこさんの感想 · 2016年10月16日]

原著を再現してるんだろうけど、
口語でダラダラとした文章はとーーーっても読みにくい。

国だったり政策だったりへの怒りや苛立ちは伝わってくるんだけどなぁ。

子供も死刑適用している合衆国。
中国ですら18歳以下の子供の処刑を禁じているというのに。
死刑囚の多くが無実か死刑には値しない合衆国怖す。

[motherpinaeさんの感想 · 2015年4月2日]

「ボーリング・フォー・コロンバイン」もそうですが、アメリカが抱える問題と云うか、闇というか、アメリカそのものが書かれているように感じました。

アメリカのドラマや映画は大好きだけれど、描かれる対象によっては、日本人で良かったと改めて実感させられる。この本もそうです。

[rickieさんの感想 · 2014年5月1日]

アメリカの元「大統領」ジョージ・W・ブッシュが、選挙で当選したが、それにはウラがあった。これがこの本で一番のメッセージ。ライバル、ゴア氏への投票数を減らすため、投票権を剥奪。そして最高裁判官5人を味方に付けて、無理矢理当選した。
第2章にあたる、『背景ジョージ殿』は、皮肉たっぷりのブッシュ宛の書簡を公開している。これは笑えます。
表紙の絵は、やはりブッシュの風刺なのだろうか？

[ざき★やまさんの感想 · 2013年8月14日]

ここまで現役大統領をコケにできるのもすごい。
ここに「自由主義／民主主義」の原点はある。

[si696さんの感想 · 2012年11月26日]

アメリカを羨望の眼で見る人は少なくない。しかしそんなアメリカも実情は穴だらけ。裏の部分を垣間見ることができる一冊だと思います。皮肉たっぷりに自国を批判していくマイケル・ムーアのユーモアに乾杯。

[sobamさんの感想 · 2011年5月11日]

黒人の友達がいるなんて話をするのはやめよう

という所に何か捕まれた。
そういや私の知り合いにも
「オカマちゃんの友達がいるんだけどさー」と話す人が多いが
同じ事かもしれない。